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コラム Column

【2026年最新】LINE公式アカウントのリッチメニュー画像作成から設定方法、活用方法まで徹底解説

LINE公式アカウントの運用担当者にとって、トーク画面の下部に表示されるリッチメニューは、ユーザーエンゲージメントを高める重要なツールです。
リッチメニューを適切に活用することで、クリック率の向上や、商品・サービスのWebサイトへのスムーズな誘導が期待できます。しかし、情報の配置やデザインが適切でないと、その効果は十分に発揮されません。

本記事では、リッチメニューの基本的な役割やその重要性に加えて、効果を最大限に引き出すためのサイズやデザイン、具体的な作成方法まで詳しく解説いたします。これからLINE公式アカウントの開設を検討されている方はもちろん、すでにアカウントをお持ちの方も、自社のアカウントと比較しながら、リッチメニューの効果的な活用方法について理解を深めていきましょう。

LINE公式アカウントのリッチメニューとは?

LINEのリッチメニューとは、トーク画面の下部に固定表示される、画像を使ったメニュー機能です。
これは、LINE公式アカウントの「顔」とも言える重要な要素で、ユーザーがトーク画面を開くとすぐに目に留まるため、高い視認性を持っています。リッチメニューには、ウェブサイトへの誘導、クーポンやショップカードの表示、予約受付など、多岐にわたるアクションを設定できます。

また、無料プランを含むすべてのLINE公式アカウントで利用可能であり、メッセージ配信数を消費しない点も大きなメリットです。見た目のデザインが工夫されていると、ユーザーの目にとまりやすく、クリックされる確率も高まります。

LINE公式アカウントのリッチメニューの設置場所を紹介するイラスト

リッチメニューでできること

LINE公式アカウントのリッチメニューを活用することで、多岐にわたるアクションをユーザーに促し、効果的な情報提供と顧客体験の向上を実現できます。

ウェブサイトやECサイト、予約サイトなどの外部サイトへのリンク設定が可能

最も基本的な機能として、ウェブサイトやECサイト、予約サイトなどの外部サイトへのリンク設定があります。
これにより、ユーザーは興味を持った商品をすぐに購入したり、サービスの予約をしたりと、スムーズな行動を促されます。LINE公式アカウントのリッチメニューの主な活用方法を紹介するイラスト
クーポンやショップカードといったLINE公式アカウントの機能をリッチメニューに直接表示・誘導することができます。クーポンは、リッチメニューに常設することでユーザーに気づいてもらいやすくなり、来店促進や購買意欲の向上に繋がりやすくなります。ショップカードも同様に、利用率を高め、顧客のロイヤルティ向上に貢献します。

自動応答メッセージとの連携も可能

よくある質問への回答や営業時間案内など、定型的な問い合わせに対してリッチメニューから自動応答メッセージを呼び出すことで、ユーザーの利便性を高め、かつ運営側の負担を軽減できます。
これらの機能は、企業のマーケティング戦略に合わせて柔軟に組み合わせることができ、LINE公式アカウントの運用効果を最大化するために非常に重要です。

リッチメニューを使うメリット

LINE公式アカウントでリッチメニューを活用すると、ユーザーエンゲージメントが高まり、ビジネス目標の達成を促進できます。
リッチメニューを使う主なメリットは以下の3つです。

1.視認性が高く、クリックを促せる
2.ユーザーエクスペリエンスの向上
3.ビジネスを効率化することができる

1.視認性が高く、クリックを促せる

リッチメニューは、トーク画面の大きな領域を占めるため、視認性が非常に高く、ユーザーをスムーズに目的のコンテンツやアクションへ導ける導線として有効です。

CVRの向上

魅力的なリッチメニューを設置することは、ユーザーが商品購入や予約などのコンバージョンアクションを起こす可能性を高めます。
例えば、期間限定のセール告知や新商品の紹介などをリッチメニューに掲載すると、ユーザーの購買意欲を刺激し、CVRの向上に貢献するでしょう。ユーザーが求めている情報へスムーズにアクセスできる導線を設けることで、ストレスなく次の行動へと移れるため、成果に繋がりやすくなります。

顧客ごとの価格引き上げ

リッチメニューを効果的に活用することで、顧客単価の向上に繋げられます。
例えば、関連商品や上位商品の紹介、クロスセルやアップセル施策を展開し、特定の商品を購入したユーザーに、関連商品をリッチメニューで表示することで追加購入を促進できます。これは、ユーザーの購買意欲を高め、単価アップに貢献する施策です。

2.ユーザーエクスペリエンスの向上

リッチメニューを適切に活用することで、ユーザーは必要な情報へ簡単にアクセスできるようになり、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

情報へのアクセスが簡単に

リッチメニューは、FAQページやお問い合わせフォームなど、ユーザーが求める情報へのリンクを埋め込むことで、情報へのアクセスをスムーズにします。
これにより、ユーザーの疑問を迅速に解決し、ストレスなく目的の情報に到達できるようになります。また、ウェブサイトや特定のページへの誘導も容易になり、ユーザー体験の向上に貢献します。

コミュニケーションがスムーズに

リッチメニューに問い合わせボタンを設置することで、ユーザーが気軽に質問や相談ができる環境を構築し、スムーズなコミュニケーションを実現できます。
これにより、顧客は疑問を迅速に解消でき、企業側も効率的に対応できるため、顧客満足度と業務効率の向上が期待できます。

また、よくある質問へのリンクを設けることで、ユーザー自身で問題を解決できるようになり、さらにスムーズな情報提供が可能になります。

3.ビジネスを効率化することができる

リッチメニューは、業務効率化と運用改善の両面でビジネスを支える機能です。
また、リッチメニューを効果的に活用することで、配信コストの削減にもつながります。

お問い合わせの工数削減

リッチメニューにサイトなどにある相談窓口の導線を置いておくことで、顧客からのよくある質問や問い合わせに対する回答を効率化できます。
例えば、「よくある質問」というリッチメニューの項目を作り、相談窓口へのリンクを設定しておくことでユーザーが見たい情報をすぐに確認することが可能です。
これにより、カスタマーサポートの担当者は、より複雑な問い合わせや個別の対応に集中できるようになり、業務の生産性が向上します。

さらに、24時間365日対応が可能になるため、ユーザーはいつでも疑問を解消でき、顧客満足度を高められます。自動化は、人的リソースの削減だけでなく、迅速な情報提供による機会損失の防止にもつながります。

データ分析でPDCAが回せる

LINE公式アカウントの管理画面では、リッチメニューのクリック数などをデータとして詳細に確認できます。
このデータをもとに、ユーザーの行動を分析し、リッチメニューの構成やデザインを改善することで、更なる効果向上を目指せるでしょう。

例えば、クリック率の低いメニュー項目を改善したり、ユーザーのニーズに合わせたメニューを追加したりすることで、より効果的なリッチメニュー運用を実現できます。定期的な分析と改善を繰り返すことで、公式アカウントの運用効果を最大化できるでしょう。

メッセージ配信のコストを抑えて、情報を訴求できる

リッチメニューは、配信系の機能ではないため、ユーザーがタップしても追加コストは発生しません。
つまり、メッセージ配信の通数にはカウントされないため、リッチメニューの利用自体で費用がかかることはありません。
例えば、LINE公式アカウントの月額費用は、メッセージの配信通数に応じて変動しますが、リッチメニュー経由でユーザーが情報にアクセスした場合、それはメッセージ配信としてカウントされないため、コストを抑えながら情報提供が可能です。

この特性を活かし、リッチメニューのコンテンツを充実させれば、ユーザー自身のタイミングで必要な情報にアクセスできるようになります。これにより、企業側はすべてのユーザーにメッセージを一斉配信する必要がなくなり、結果的に配信コストの削減につながります。
例えば、新商品の情報やキャンペーンの詳細、よくある質問、店舗情報など、ユーザーが自ら知りたい情報をリッチメニューに集約することで、個別メッセージ配信の頻度を減らすことができます。

これは、特にメッセージ配信通数に上限がある無料プランや安価な有料プランを利用している企業にとって、非常に有効なコスト削減策となります。リッチメニューを効果的に活用することで、費用を抑えつつ、ユーザーへの情報訴求力を高めることが可能です。

【3ステップ】リッチメニュー作成の流れ

リッチメニューの作成は以下3つのステップに分けることができます。

1.画像の構成を決める
2.画像を作成する
3.リッチメニューを設定する

1. 画像の構成を決める

リッチメニューの画像構成を決める際は、テンプレートの選定とアクションの決定が重要なポイントになります。

テンプレート選択

LINE公式アカウントのリッチメニューを作成する際は、まずテンプレートの選択から始めます。
LINE公式アカウントでは、大サイズと小サイズの2種類の画像テンプレートが提供されており、それぞれに複数のデザインパターンがあります。タブ形式や複数の画像を切り替えるリッチメニューを検討している場合は、外部の拡張ツールを利用することで、より高度なデザインや機能を実現できます。
※リッチメニューのタブ切り替えを実施する場合はLINEの拡張ツールが必要です。

LINE公式アカウントのリッチメニューのテンプレートを紹介するイラスト

 

各テンプレートに対応する画像

画像サイズ:テンプレート大:2,500px×1,686px、1,200px×810px、800px×540px

    テンプレート小:2,500px×843px、1,200px×405px、800px×270px

ファイル形式:JPG、JPEG、PNG

ファイルサイズ:1MB以下

 

構成&アクション決定

リッチメニューのエリアごとに、ユーザーがタップした際の「アクション」を設定します。
アクションには、ウェブサイトへのリンク遷移、クーポン表示、テキスト送信、ショップカード表示、そして「設定しない」といった種類があります。リンク先として自社のホームページを指定したり、LINE上で作成したクーポンやショップカードを表示させたりすることで、ユーザーの利便性を高めます。

それぞれのエリアでユーザーにどのような行動を促したいのかを考慮し、最適なアクションを決定することが重要です。

 

アクションの種類

– リンク:ホームページへのリンクに遷移する

– クーポン:LINEで作成したクーポンを表示する

– テキスト:テキストを送付する(自動応答と組み合わせて利用することが多い)

– ショップカード:LINEで作成したショップカードを表示する

– 設定しない:タップしても何も起こらない

2. 画像を作成する

画像の構成が決まると、次はリッチメニューの画像を作成します。
効果的なリッチメニューの画像は、LINE公式アカウントの「顔」とも言える重要な要素であり、ユーザーの関心を惹きつけるデザインを施すことが重要です。

LINE公式アカウントの機能を使って画像を作成

LINE公式アカウントの機能を使うことで、デザインに関する知識がなくても、魅力的なリッチメニューの画像を作成できます。
管理画面にある「ホーム」から「リッチメニュー」へと進み、「作成」を選択してください。次に「テンプレートを選択」をクリックし、利用したいテンプレートを選びます。画像の「設定」から「エリアごとに画像を作成」を選択すると、具体的な作り方を始められます。

例えば、四分割のテンプレートを選んだ場合は、4つのエリアにリッチメニューのデザインを作成していくことになります。テキストや枠線を追加したり、LINE公式アカウントがあらかじめ用意しているアイコンを利用したりして、独自の画像を作成しましょう。作成が完了したら、「適用」をクリックして保存しましょう。

デザインツールを使って画像を作成

デザインツールを活用すると、テンプレートを使ってリッチメニューの画像を手軽に作成できます。
Canvaなどのツールを使えば、デザインの専門知識がなくても、複数のデザインから選択し、独自のブランドに合わせたLINEリッチメニューを効率的にデザインすることが可能です。

また、タブ形式のリッチメニューを作成したい場合や、より凝ったデザインにしたい場合は、外部のデザインツールを連携させることで、表現の幅が広がります。 自社のブランドやサービスにあった配色とフォントを選びましょう。

画像引用元:https://www.canva.com/

デザイナーに依頼する

リッチメニューの画像作成において、自社にデザイナーがいる場合は、効果的な画像作成を依頼すると良いでしょう。社内にデザイナーがいない場合でも、クラウドソーシングサービスなどを活用して外部のデザイナーに依頼することで、比較的安価に高品質な画像を作成してもらうことも可能です。魅力的な画像は、ユーザーの注目を集め、クリック率の向上に繋がります。トーチライトでも制作代行などのご支援を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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3.リッチメニューを設定する

画像が作成できたらいよいよリッチメニューの設定に移ります。
ここでは実際の管理画面に沿って設定方法をご説明します。

基本設定

まず基本設定として「タイトル」や「表示期間」の項目を設定します。
タイトルは自由に決定でき、表示期間は通常設定不要ですが、期間限定で表示したい場合に設定可能です。
LINE公式アカウントのリッチメニューの基本設定画面

コンテンツ設定

コンテンツ設定では、まず事前に作成した画像に適したテンプレートを選び、画像をアップロードします。
先ほどご紹介したテンプレートを選択した後に画像アップロードが可能になり、画像部分の「設定」から「背景全体の画像をアップロード」を選択し、画像を適用します。
LINE公式アカウントのリッチメニューの画像を設定する画面

次に、各ボタンに付与するアクションを設定します。
左側のプレビューで確認しながら、各ボタンに最適なアクションを設定することが重要です。
LINE公式アカウントのリッチメニューのアクション設定画面

アクションの設定が完了したら、最後にメニューバーの設定を行います。
メニューバーのテキストには「メニュー」や任意のテキストを入力でき、メニューのデフォルト表示は「表示しない」に設定することが推奨されます。

また、常にリッチメニューを表示していると、トーク画面が圧迫されてしまうため、特別な理由がなければ非表示に設定することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが可能です。
すべての設定が終わったら「保存」ボタンを押して完了です。
LINE公式アカウントのリッチメニューのメニューバー設定画面

クリック率が上がるリッチメニューの設定とは

リッチメニューのクリック率を高めるためには、単に情報を表示するだけでなく、ユーザーの行動を促すための設定が不可欠です。
具体的な設定のポイントとして、コンテンツの配置、リッチメニューのサイズとレイアウト(5分割構成や6分割構成等)、そしてメッセージ配信とクリエイティブの組み合わせが挙げられます。これらの要素を戦略的に活用することで、ユーザーの視線を引きつけ、目的のコンテンツへの誘導を最大化できます。

特に、スマートフォンの操作性や人間の視線の動きといった心理的な側面も考慮に入れることが重要です。次に、これらの具体的な設定について詳しく見ていきましょう。

LINE公式アカウントのリッチメニューABテスト(枠の大きさ)結果の比較イラスト

コンテンツの配置

LINE公式アカウントの管理画面(OAM)では、リッチメニューのリンクを最大6つ設定することができます。そのなかでも、効果を最大化できる場所は右下です。右手でスマートフォンを利用するユーザーが多いため、リッチメニューの右下エリアは1番クリックしやすい場所と言われています。
これを検証するために、弊社が運用している6分割のリッチメニューを使用したアカウントで、ABテストを行いました。

どちらのクリック率が高いのかを検証するために、同じクリエイティブを①下段真ん中エリア、②下段右下エリアのそれぞれに設置したリッチメニューを2種類用意しました。
すると、②下段右下エリアのクリック率が2.5倍も高くなることがわかりました。
このように、設置するエリアによって数値が変動するため、特に重要なコンテンツや外部に遷移させたいコンテンツは右下エリアに設置しましょう。

LINE公式アカウントのリッチメニューABテスト(コンテンツの位置)結果の比較イラスト

リッチメニューのサイズとレイアウト

リッチメニューのサイズとレイアウトは、視認性や操作性に直結し、結果としてクリック率に大きく影響します。LINE公式アカウントのリッチメニューには、「大サイズ」と「小サイズ」の2種類のテンプレートが用意されています。
主流となっている画像サイズは、高解像度スマートフォンでも鮮明に表示される2500×1686px(大)と2500×843px(小)です。大サイズは画面の約半分を占めるため、視覚的なインパクトが強く、複数のコンテンツをバランス良く配置するのに適しています。

一方、小サイズは画面下部にコンパクトに表示され、文字が見やすいという利点があります。どちらのサイズを選ぶかは、伝えたい情報量や、リッチメニューに求める役割によって異なりますが、一般的には大サイズの方がクリック率が1.5倍高くなるという検証結果もあります。

LINE公式アカウントのリッチメニューABテスト(リッチメニューのサイズ)結果の比較イラストレイアウトについては、正方形や長方形など、選択したテンプレートによって分割されるエリアが決まります。それぞれのエリアに画像やテキスト、アクションを設定できますが、シンプルで分かりやすいデザインを心がけることが重要です。画像をタップした際に、ECサイトや予約サイトへのリンク、クーポン、テキストメッセージの送信、ショップカードの表示など、さまざまなアクションを設定できます。

メッセージ配信とクリエイティブの組み合わせ

キャンペーンなどの期間が限定されているコンテンツでは、あえてリッチメニューで訴求するコンテンツを1つにして、メッセージ配信のクリエイティブとあわせて配信することで大きな効果が得られます。
例えば、リッチメッセージにアンケートを表示させて、リッチメニューから回答してもらう仕組みにするとします。この時、リッチメニューとリッチメッセージのクリエイティブに関連性がある場合とない場合では、クリック率が大きく変わります。

弊社で運用するアカウントのなかでも、メッセージ配信とリッチメニューのクリエイティブに関連性のある配信は、クリック率が上昇することがわかりました。期間が限定されるキャンペーンやアンケートなどを行う際にはとても有効的です。

リッチメニューの効果を高めるコツ

リッチメニューの効果を最大限に引き出すためには、いくつかの重要なコツがあります。
単に情報を配置するだけでなく、ユーザーの行動を促し、長期的な関係を築くための工夫が必要です。具体的には、ユーザーが魅力に感じるクーポンやショップカードへの誘導、質問を自動で解決できる自動応答メッセージとの連携、そして常に改善を意識した定期的な分析と改善が挙げられます。

これらの要素を戦略的に取り入れることで、リッチメニューは単なるメニュー以上の価値を発揮し、LINE公式アカウントの運用効果を飛躍的に向上させることができます。

クーポンやショップカードへの誘導

リッチメニューの効果を高める重要なコツの一つに、クーポンやショップカードへの効果的な誘導があります。
LINE公式アカウントのクーポン機能やショップカード機能は、ユーザーの購買意欲を刺激し、来店や再来店を促す強力なツールです。リッチメニューにクーポンへの導線を設置することで、ユーザーはトーク画面を開いた際にクーポンの存在に気づきやすくなります。
例えば、魅力的な画像や「限定クーポンはこちら」といった分かりやすい文言と共に、クーポン画面へ直接遷移するアクションを設定すれば、ユーザーは迷うことなくクーポンを利用できます。これにより、クーポンの利用率が向上し、来店促進や売上アップに直結する可能性が高まります。

また、ショップカードも同様に、リッチメニューに表示させることで、ユーザーにポイントを貯める習慣を促し、顧客のロイヤルティを高める効果が期待できます。
ショップカードはLINE上でポイントを付与・管理できる機能で、商品購入や来店時に特典を提供する際に役立ちます。クーポンやショップカードをリッチメニューに常設することで、ユーザーは自分のタイミングでこれらの特典にアクセスできるため、利便性が向上し、結果的に店舗やサービスの利用頻度を高めることに繋がります。

LINE公式アカウントのリッチメニューに設置する様々なコンテンツのイメージ

自動応答メッセージとの連携

リッチメニューの効果を高める上で、自動応答メッセージとの連携は非常に有効な手段です。
リッチメニューに「よくある質問」や「お問い合わせ」といった項目を設置し、それぞれに対応する自動応答メッセージを紐づけることで、ユーザーは知りたい情報に素早くアクセスできます。
例えば、営業時間やアクセス方法、予約方法など、頻繁に問い合わせがある内容をリッチメニューに設定し、タップすると自動でその回答メッセージが送信されるようにすれば、ユーザーは待つことなく疑問を解消できます。

この連携により、ユーザーの利便性が向上するだけでなく、運営側の負担も大幅に軽減されます。定型的な質問に自動で対応できるため、有人対応の時間を削減し、より複雑な問い合わせや個別のサポートに集中できるようになります。

また、24時間365日対応が可能になるため、ユーザーの疑問を解消する機会を逃さず、機会損失の減少にも繋がります。
結果として、ユーザー満足度の向上やリピーターの増加に貢献し、LINE公式アカウントの運用効率を高めることができるでしょう。

LINEを活用した業務効率化に関連する詳しいコラムはこちら

 

定期的な分析と改善

リッチメニューの効果を最大化し続けるためには、一度設定したら終わりではなく、定期的な分析と改善を繰り返すことが不可欠です。
LINE公式アカウントの管理画面では、リッチメニューの各項目のクリック数を詳細に確認できます。このデータを分析することで、どのコンテンツがユーザーに興味を持たれているのか、どの導線が機能しているのかを具体的に把握できます。

例えば、特定の項目が他の項目に比べてクリック率が著しく低い場合、そのコンテンツの見直しや、デザイン、配置の改善が必要であると判断できます。
改善のサイクルとしては、まずデータに基づいて仮説を立て、リッチメニューのデザインや配置、テキストなどを修正します。その後、一定期間運用し、再度クリック率などのデータを分析して効果を検証します。このA/Bテストのようなアプローチを繰り返すことで、ユーザーのニーズや行動パターンに合わせた最適なリッチメニューを追求できます。

また、期間限定のキャンペーンや新商品の発売に合わせてリッチメニューの内容を更新したり、季節やイベントに応じてデザインを変更したりすることも、ユーザーの関心を引きつけ、クリック率を維持・向上させる上で有効です。定期的な分析と改善は、リッチメニューを常に最新かつ効果的な状態に保ち、LINE公式アカウントのマーケティング成果を持続的に高めるための重要なプロセスと言えます。

リッチメニューの活用事例

リッチメニューは、幅広い業種で顧客体験の向上や販売促進に効果的に活用されています。
飲食店では、メッセージでクーポンを配信するだけでなく、リッチメニューにもクーポンの導線を設置することで、ユーザーの見逃しを防ぎ、アクセス性を高めています。

また、メニュー情報や予約ボタンを配置することで、顧客が直接予約できるようになり、予約率の向上に貢献しています。テイクアウトやオンラインストアへの誘導、店舗情報の提供も行うことで、多角的な販促を促進しています。

小売店やアパレルブランド

リッチメッセージとリッチメニューを組み合わせ、画面全体を視覚的なポスターのように見せることで、顧客への訴求力を高めています。
・ECサイトへの誘導やオンラインでの相談予約など、購買行動に直結する導線を設置することで、売上向上に繋げる
・新着情報や店舗検索、カスタマーサービスへのリンクを配置し、顧客が必要な情報にスムーズにアクセスできる環境を提供する
・キャンペーン情報やクーポン案内、アプリ連携などをリッチメニューに配置し、顧客の利便性を高める

サービス業

① ビューティールーム

ウェブ予約機能をリッチメニューに導入し、顧客が手軽に予約できるようにする

②医療機関

診療科目案内や予約システムへのリンクを表示することで、患者が必要な情報を簡単に見つけ、予約できる利便性を提供している

③金融機関

・ローンシミュレーションツールへのリンクを配置し、ユーザーが自身の予算に合わせたシミュレーションを簡単に行えるようにしている
・会員サービスへの誘導やポイント情報の確認など、顧客ロイヤルティを高めるためのコンテンツを容易に利用できるようにしている

④出版業界

雑誌やカタログを模したリッチメニューを作成し、季節に合わせたヘアアレンジや商品診断、新作紹介などのコンテンツを掲載することで、ウェブサイトへの遷移を促す

このように、各企業や店舗はそれぞれの戦略やターゲット層に合わせてリッチメニューを最適化し、集客や売上向上に繋がる効果的な運用を実践しています。

リッチメニュー作成する際の注意点

画像形式とファイルサイズ

リッチメニューに利用する画像はPNGまたはJPEG形式に限定されています。
GIFやBMPなどの形式はサポートされていませんので注意が必要です。画質の画像を保ちながらも、ファイルサイズを小さく抑えるためには、画像編集ソフトなどを使って適切な圧縮を施すことが重要です。

画像ファイルが大きすぎると、リッチメニューのアップロードが失敗したり、表示速度が低下したりする可能性があるため、大容量の画像ではなく、画像サイズを適切に調整したファイルを使用しましょう。

推奨の画像解像度

リッチメニューの画像は、ユーザーの端末によって表示サイズが異なるため、様々な画面サイズに対応できる適切な画像解像度で作成することが推奨されます。
LINE公式アカウントでは、リッチメニューのサイズに応じて推奨される解像度が定められており、高品質な画像を準備することが重要です。

推奨解像度を参考に、高画質でクリアなリッチメニューの画像を用意しましょう。解像度が低い画像では、リッチメニューがぼやけて表示される可能性があるため、注意が必要です。

同時に複数表示できない

リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面に表示される重要な機能ですが、原則として、ユーザーに同時に表示できるリッチメニューは一つのみです。
しかし、複数のリッチメニューを作成し、切り替えて運用することは可能です。
例えば、セール期間にはセール対象商品紹介のリッチメニューを、セール期間外には特典案内のリッチメニューを表示するなど、サービス内容などに合わせて柔軟に切り替えることで、よりパーソナルな情報提供を実現できます。

もし、ユーザーの状況に合わせて表示を切り替えるなどの高度なリッチメニューの運用を行いたい場合はLINEのAPIツールの活用が必要です。次項で詳しくご紹介します。

LINE公式アカウントのAPIツールを活用する

ここまで、OAMでできるリッチメニューの効果を最大化させるための工夫をお伝えしました。
ここからはさらにリッチメニューを活用していきたいと考えている方に向けて、LINE公式アカウントのAPIツールを利用したリッチメニュー活用についてご紹介します。

LINEのAPIツールって何? 詳しい解説はこちらから

タブ切り替え機能

リッチメニューが重要な配信コンテンツのひとつであることは理解していただけたと思いますが、リッチメニューにコンテンツを詰め込みすぎて逆効果になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
そんな時におすすめしたいのが、「タブ切り替え機能」です。
タブの部分をタップすると、別のリッチメニューに切り替わる仕組みになっています。この機能を活用すれば、リッチメニューにさまざまなコンテンツを入れることができます。ただ、2枚目以降のリッチメニューを見せるには、友だち自身にタブを切り替えてもらう必要があります。

そのため、もっとも重要なコンテンツはトークルームを開いた時に、1番最初に見えるように1枚目に置いておき、優先順位が低いものは2枚目に設置するといった工夫をすると常設するコンテンツを増やすことができます。

リッチメニューのタブ切り替え機能のイラスト

出し分け機能

友だちの属性ごとにリッチメニューを出し分けることができます。
例えば、すでに会員の友だちのみ会員ページのログインボタンを設置したり、商品未購入者のみキャンペーン情報を出したりすることができるのです。そうすることで、必要な情報だけを出すことができるようになり、貴重なリッチメニューの枠を効果的に活用することができます。

リッチメニューの出しわけ機能のイラスト

LINEのAPIツールの活用法を知りたい方必見の資料

おわりに

いかがでしたか?
今回は、リッチメニューを効果的に活用していくためのポイントを解説しました。
メッセージ配信と同様に、リッチメニューの設計が重要だという意識で運用してみましょう。
トーチライトではLINE公式アカウントコンサルティングサービス「TeLAS」を通して、企業課題に合わせた戦略設計から配信設定、検証分析までトータルサポートします。
また、最後にご紹介したリッチメニューのカスタマイズを実現させる、API対応ツールであるメッセージ管理ソリューション「DialogOne®︎」のご提供も可能です。
「リッチメニューの効果が伸び悩んでいる」「LINE活用の限界を感じている」などのお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください!


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