LINEを活用したキャンペーンの種類と成功の鍵とは?

みなさんは、デジタル上で行われているキャンペーンに参加されたことはありますか?
例えば、コンビニエンスストアで購入した商品のシールなどについているQRコードを読み取るとLINEのポイントがもらえたり、X(旧:Twitter )で投稿をリツイートするとプレゼントに応募できたりする懸賞キャンペーンなどです。
近年、さまざまなプラットフォームでキャンペーンが行われていますが、その中でも特に企業の公式LINEアカウントを使ったキャンペーンが増えています。
今回は、企業の売上UPに繋げるLINEのデジタルキャンペーンの設計方法や、運用ノウハウを解説いたします。さらに、LINE公式アカウントでキャンペーンを実施してみたい、気になっているという方に向けて、実施するメリットや活用事例も併せてご紹介します。
TOPICS
デジタルキャンペーンがなぜ重要なのか?
懸賞キャンペーンは、企業のマーケティング戦略においてブランド認知度の向上、顧客エンゲージメントの強化および新商品のプロモーションなど、企業の目的を達成するための有効な手法です。
従来の懸賞キャンペーンでは、商品を購入して集めたレシートやシールをはがきなどの台紙に貼って郵送する応募方法が一般的でした。
現在は、デジタル上で完結する懸賞キャンペーンがさまざまな業界で主流となりつつあります。デジタルキャンペーンで販促を行う理由として、以下の2つが考えられます。
1.紙などの印刷代や流通コストが発生しにくい
1つ目は紙などの印刷代や流通コストが発生しにくい点です。
従来は、応募用のはがきや告知用チラシを何枚も印刷して配ったり、当選者一人一人に当選通知を送ったりと、印刷や人件費にコストがかかっていました。
しかし、デジタル化をすることで印刷代をカットし、応募から当選通知までデジタル上で完結できるようになります。
2.データの取得と活用が容易にできる
2つ目はデータの取得と活用が容易にできる点です。
紙での懸賞キャンペーンでは、参加者が何回参加しているかだけでも、集計するのが大変でした。
しかし、デジタル上で懸賞キャンペーンを行うことで、参加者が何回参加し、どの商品を普段購入しているか、簡単に把握することができるようになりました。LINEでもデータの収集が可能なので、多くのユーザーに対して認知や参加を促しつつ、効果を最大化しながら、簡単に集計やユーザー傾向の把握ができます。そして、同時にデータを活用して、ユーザーの嗜好に合わせたメッセージ配信を行うこともできるのです。
また、LINEは他のSNSと比べて多くのユーザーを抱えており、老若男女問わず日常のコミュニケーションツールとして利用されています。定期的に販促キャンペーンを実施し、当選通知をLINE公式アカウントで送ることで、ユーザーからのブロックを抑制しながら、LINEを効果的なチャネルとして継続活用することができます。
LINEキャンペーンとは
前章ではデジタルキャンペーンの重要性について解説しました、ここからはLINEを活用したキャンペーンについてご紹介します。
LINEキャンペーンは、LINEを活用し、ユーザーに様々な形式で参加してもらうことで、企業の販促を促進するマーケティング手法です。
LINEは日本国内で月間9,800万人のユーザー数を誇り、他のSNSと比較しても圧倒的な利用率を誇っています。
(引用元:【公式】LINE広告-9800万人に届く)
そのため、幅広い年齢層のユーザーにリーチしやすく、効果的な販促チャネルとして多くの企業に活用されています。
LINEキャンペーンはオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの2つに大きく分かれます。
オープンキャンペーン
オープンキャンペーンは、LINEアカウントを持っていれば誰でも参加できる点が特徴です。
例えば、企業のLINE公式アカウントを友だち追加したり、アンケートに回答したりすることで応募が完了します。この手軽さから、商品やブランドの認知度向上、新規顧客の獲得に繋がりやすいというメリットがあります。
クローズドキャンペーン
クローズドキャンペーンは、特定の条件を満たしたユーザーのみが参加できるキャンペーン形式です。
主に、企業が特定の商品の販売促進や既存顧客の囲い込み、リピート購入の促進を目的として実施します。
例えば、対象商品に印刷されたQRコードをLINEで読み取って応募する方法や、購入レシートの写真をLINEで送信して応募する方法などがあります。これにより、より購買意欲の高い層へ効率的にアプローチすることが可能です。このようなキャンペーンは、消費者の購買行動を直接的に促し、製品の売上向上に貢献することが期待できます。
企業は、オープンキャンペーンとクローズドキャンペーンを適切に使い分けることで、多様なマーケティング戦略に対応し、ターゲット層に合わせた効果的なアプローチを実現することができます。
LINEキャンペーンのメリット
デジタルキャンペーンの重要性やLINEキャンペーンについてご理解いただけたかと思いますので、本章では、LINEキャンペーンのメリットをご紹介します。LINEキャンペーンのメリットは主に3点あります。
1.キャンペーン参加者の母数が多い
1つ目はキャンペーン参加者の母数が多い点です。
LINEは日本国内で月間9,800万人以上のユーザーを抱えており、幅広い年齢層にリーチすることができます。
(引用元:【公式】LINE広告-9800万人に届く)
そのため、他のSNSと比較しても圧倒的な利用率を誇っており、これはLINEキャンペーンの成功を左右する重要な要素となります。
この膨大なユーザーベースは、幅広い年齢層にキャンペーン情報を届けることを可能にし、特に普段SNSを利用しない層やデジタルリテラシーが比較的低い層にもリーチできるという点で、他のプラットフォームにはない強みを持っています。LINEの利用率は全年代で高く、特に10代から60代においては90%を超えています。
(引用元:【公式】LINE広告-9800万人に届く)
このような高い利用率は、キャンペーン情報を目にしてもらいやすいだけでなく、ユーザーが日常的にLINEを利用しているため、キャンペーンへの参加へのハードルが低いことも示唆しています。
また、月間アクティブユーザー数が多いということは、それだけキャンペーン参加者の母数も大きくなるため、キャンペーンの告知から参加、そして当選者へのアプローチまでの一連の流れをスムーズに行うことができます。多くの企業がLINE公式アカウントを活用し、キャンペーン情報を発信することで、新商品やサービスの認知度向上、既存顧客のリピート促進に繋げています。
例えば、LINEの友だち限定クーポン配布キャンペーンや、特定の商品を購入してレシートをLINEで送ると応募できるキャンペーンなど、その種類は多岐にわたります。
これにより、潜在顧客へのアプローチから購買促進、さらには顧客との継続的な関係構築まで、幅広いマーケティング目的を達成できる可能性を秘めています。
2.エンゲージメント率の高さ
2つ目はエンゲージメント率が高い点です。
LINEが日常的なコミュニケーションツールとして浸透していることは、LINEキャンペーンにおけるエンゲージメント率の高さに直結しています。ユーザーは友人や家族とのやり取りと同様の感覚でLINEを利用しているため、企業からのメッセージも自然に受け入れられやすく、高い頻度で確認される傾向にあります。これにより、キャンペーン情報の開封率はもちろんのこと、メッセージ内に設置されたリンクのクリック率も向上し、結果としてより多くのユーザーが具体的な行動へと移りやすくなります。
LINEヤフー社によると、LINE公式アカウントの開封率の平均は55%と言われています。
※2022年6月、LINEヤフー社調べ(友だち数や配信内容によって異なります)
これは他のメールマガジンやSNSの平均開封率と比較しても非常に高い数値であり、キャンペーンへの興味関心が行動に結びつきやすいことを示しています。このような高いエンゲージメント率は、単に情報が届くだけでなく、ユーザーが能動的にキャンペーンに参加する意欲を高める要因となります。
例えば、新商品の情報や限定クーポンがLINEで配信されると、ユーザーはそれを友人との会話の延長線上で自然に確認し、興味を持てばすぐに詳細を確認したり、クーポンを利用したりする傾向があります。
このスムーズな情報伝達と行動への促しは、キャンペーンの効果を最大化し、企業のマーケティング目標達成に大きく貢献します。
3.顧客データの取得と活用が容易
3つ目は顧客データの取得と活用が容易である点です。
顧客データの取得と活用は、LINEキャンペーンを成功させる上で非常に重要な要素です。LINEキャンペーンを通じて友だち追加したユーザーの属性情報(性別、年齢、居住地など)や、キャンペーンへの参加状況、メッセージの開封率、クリック率といった詳細なデータを取得できます。これらのデータを一元的に管理し分析することで、ユーザーの興味・関心や購買行動を深く理解し、今後のマーケティング施策に活かすことが可能になります。
例えば、特定のキャンペーンに参加したユーザーに対して、その後の興味に合わせたパーソナライズされたメッセージを配信することで、リピート購入や顧客ロイヤルティの向上に繋げられます。顧客の行動履歴や嗜好に基づいて、最適なタイミングで関連性の高い商品情報やクーポンを配信することで、顧客体験を向上させ、長期的な関係構築を目指すことができます。
さらに、LINEキャンペーンで得られたデータは、オフラインの購買データや他のオンラインチャネルのデータと統合することで、より多角的な顧客像を把握し、マーケティング戦略全体の最適化に貢献します。これにより、効果的なセグメント分けや、それぞれのセグメントに合わせた最適なコミュニケーション戦略を策定することが可能になります。
LINEキャンペーンの注意点
LINEキャンペーンは、様々なメリットがある一方で、注意点もいくつか存在します。
1.キャンペーン内容によって費用が発生する
1つ目はキャンペーンの内容によっては費用が発生する点です。
LINEキャンペーンにおいて費用が発生する主な要因は、大きく分けて「インセンティブ費用」「ツール費用」「広告費用」の3つが挙げられます。
インセンティブ費用
インセンティブ費用は、LINEポイントやクーポン、デジタルギフトなど、ユーザーに提供する景品にかかる費用です。
キャンペーンの規模や期間、景品の種類によって大きく変動し、特に参加人数が多いキャンペーンや高額な景品を用意する場合は、予算の大部分を占めることがあります。
例えば、LINEポイントは1ポイントあたり1円で換算されるため、100万人に10ポイントを付与するだけでも1,000万円の費用が発生します。
ツール費用
ツール費用は、LINEキャンペーンを効率的に運用するための各種ツールやシステムにかかる費用です。
キャンペーンプラットフォームの利用料や、ユーザーのデータ分析、自動メッセージ配信、抽選機能などを提供するAPIツールの導入費用などが含まれます。これらのツールは、キャンペーンの目的や複雑さによって選択肢が多岐にわたり、費用も数万円から数百万円と幅があります。
例えば、レシート応募キャンペーンやシリアルコードキャンペーンなど、複雑な抽選やポイント付与の仕組みを導入する場合は、専門的なAPIツールが必要となり、その分費用も高くなる傾向があります。
広告費用
広告費用は、キャンペーンの認知度を高め、より多くのユーザーに参加を促すための広告掲載費用です。
LINEアプリ内の広告枠や、LINE以外の媒体(Webサイト、SNS、雑誌など)への広告出稿にかかる費用が含まれます。特にターゲット層が明確な場合や、短期間で大規模な集客を目指す場合は、広告費用を投入することでキャンペーン効果を最大化できます。これらの費用を事前に正確に見積もり、予算を確保することが、LINEキャンペーンを成功させるための重要なポイントです。
2.短期的な効果に終わりやすい
2つ目はキャンペーンが短期的な効果に終わりやすいという点です。
LINEキャンペーンは即効性を持つ一方で、その効果が短期間に限定される可能性は無視できません。
例えば、特定のキャンペーン期間中に友だち追加や商品購入を促すことで一時的な売上向上は期待できますが、キャンペーン終了後にはユーザーの関心が薄れ、離脱に繋がるケースも少なくありません。特に、キャンペーン目当てで友だち追加したユーザーは、終了後に情報への興味を失い、ブロックしてしまう可能性が高いです。
これは、企業側がユーザーの継続的なエンゲージメントを築くための明確な戦略を持たずにキャンペーンを実施している場合に顕著に現れます。
継続的な顧客エンゲージメントを築くためには、キャンペーン後もユーザーにとって価値のある情報やコンテンツを提供し続けることが不可欠です。
例えば、キャンペーンで獲得した新規ユーザーに対して、その後も限定クーポンや新商品情報、役立つコンテンツを定期的に配信することで、ユーザーの関心を維持し、LINE公式アカウントの価値を高めることができます。LINEキャンペーンは単発のイベントとしてではなく、顧客育成の入り口と捉え、長期的な視点での戦略を立てることが成功の鍵となります。
3.友だち追加にハードルがある
3つ目は友だち追加にハードルがある点です。
LINEキャンペーンにおいて、ユーザーが公式アカウントを友だち追加することに抵抗を感じる要因は複数あります。
・個人情報の特定
LINEは日常的に利用するプライベートなツールであるため、企業アカウントを友だち追加することで、自身の行動履歴や購入履歴が企業側に把握されてしまうのではないか、と警戒心を抱くユーザーも少なくありません。特に、友だち追加時に性別や年齢、居住地などの情報提供を求められた場合、その抵抗感はさらに増す傾向にあります。
・企業からのメッセージが頻繁に届くことへのストレス
友だち追加後、キャンペーン情報やクーポン、新商品のお知らせなどが過剰に配信されることで、ユーザーは「メッセージが多すぎて煩わしい」と感じ、結果的にブロックに繋がる可能性があります。通知の頻度や内容がユーザーの期待と異なる場合、友だち追加自体がストレスの原因となるのです。
・友だちリストが企業アカウントで埋まってしまうことへの抵抗感
友だちリストは、ユーザーにとって友人や家族との繋がりを示すものであり、そこに企業アカウントが増えることを嫌うユーザーもいます。特に、複数の企業アカウントを友だち追加している場合、友だちリストが煩雑になり、本当に必要な情報が見つけにくくなる、といった不便さを感じることもあるでしょう。
・ハードルを乗り越えるためには
友だち追加へのハードルを乗り越えるためには、企業側が友だち追加のメリットを明確に伝えることが重要です。
例えば、「友だち限定の特別なクーポンがもらえる」「先行で新商品情報を受け取れる」など、ユーザーにとって魅力的なインセンティブを提供し、友だち追加する価値を具体的に示す必要があります。
また、メッセージの配信頻度を適切に管理し、ユーザーが不快に感じないような配慮も欠かせません。ユーザーのプライバシーに配慮しつつ、メリットを最大化する工夫が求められます。
4.キャンペーンの企画や運用に手間がかかる
4つ目はキャンペーンの企画や運用に手間がかかる点です。
LINEキャンペーンの企画から運用に至るまでには、多岐にわたる業務が発生するため、多くの手間がかかります。
具体的には、まずキャンペーンの企画段階で、ターゲット層や目的、提供するインセンティブの種類、応募方法などを詳細に決定する必要があります。
例えば、レシート応募型キャンペーンの場合、レシートの有効性確認や不正応募対策など、細かなルール設定が求められます。
次に、キャンペーンの告知やプロモーション活動が重要です。LINEアプリ内での告知だけでなく、自社ウェブサイトやSNS、店頭での告知など、複数のチャネルを連携させることで、より多くのユーザーにリーチできますが、これにはそれぞれの媒体に合わせたクリエイティブ作成や調整が必要です。
さらに、景品の手配と管理も大きな手間となります。当選者数や景品の種類に応じて、発注、検品、保管、そして発送までのフローを確立しなければなりません。特に、デジタルギフトの場合、システム連携やコードの管理が必要不可欠です。
そして、キャンペーン期間中には、ユーザーからの問い合わせ対応が頻繁に発生します。応募方法に関する質問やシステムトラブル、景品に関する問い合わせなど、迅速かつ丁寧な対応が求められます。これらの業務は、特に初めてLINEキャンペーンを実施する企業や、マーケティング担当者のリソースが限られている企業にとっては、大きな負担となる可能性があります。効果的なキャンペーンを実施するためには、これらの手間を事前に想定し、十分な準備と計画を立てることが成功への鍵となります。
本章でお伝えした注意点を意識し、より効果的なLINEキャンペーンの実施していきましょう!
キャンペーン設計における基本ステップ
効果的なLINEキャンペーンを設計するためには、基本的なステップとポイントを理解することが重要です。本章では、キャンペーン設計において必要な要素を5つのステップに分けてお伝えします。
1.キャンペーン名の設定
「わかりやすいキャンペーン名」は、キャンペーンの参加率に直結する重要な要素です。
例えば、「春の大感謝祭」という名前は、季節感と感謝の気持ちを伝え、参加者に親しみやすい印象を与えます。一方で、抽象的な名前や意味が分かりにくい名前では、参加者の興味を引くことが難しくなります。
また、わかりやすいキャンペーン名はSNSなどでの拡散を促進し、高いシェア率が期待できます。
2.キャンペーン実施期間の決定
キャンペーン期間を設定する際には、施策の目標達成のスピードやリソースの投入量を考慮する必要があります。
短期的なキャンペーンは早期に数字面での成果が期待できる一方で、参加者の持続的なエンゲージメントを維持するのが難しい場合があります。逆に、長期的なキャンペーンはブランドの信頼構築や継続的な顧客関係の強化に有効ですが、初期投資や運営コストが高くなる傾向があります。キャンペーンの目的やターゲット層に応じて、最適な期間を選定することが成功への鍵となります。
3.対象となるLINEアカウントの選定
適切なLINEアカウントの選定も重要です。
ターゲットとなる顧客層に合わせたアカウントを選ぶことで、より効果的にキャンペーンを実施することができます。そのため、キャンペーン専用のLINE公式アカウントを開設する場合もあります。
4.LINE友だちの獲得戦略
LINEでキャンペーンを実施する際は、新規の友だちを獲得する導線も一緒に設計をしましょう。
他のSNSプラットフォームと連携することで、既存のフォロワーから新規の友だちを獲得することが可能です。
どうしてもメッセージ配信を重ねる中で一定のブロックされてしまうので、キャンペーン時により多くの友だちを獲得し、配信母数を確保することをおすすめします。
5.検証、分析軸の設定
マーケティング施策において、実施後の検証や分析は欠かせません。
LINEのキャンペーンメッセージの開封数やクリック率やシェア数など基準とする項目を決めておきましょう。またキャンペーン後にアンケート調査を実施し、参加者の満足度やキャンペーンに対する意見を収集することも有効です。多角的な視点からデータを分析することで、キャンペーンの成果に繋がる要因や課題を明確化でき、今後のマーケティング戦略に活かすことができます。
円滑なキャンペーン運営方法
多くのユーザーの注目を集めやすいキャンペーン施策では、企業の信頼やブランドロイヤリティを上手く向上させるために、滞りなく運営を行うことが重要です。
本章では、円滑にLINEのキャンペーン運営を行うために注意すべきポイントを解説していきます。
1.個人情報の取り扱いとセキュリティ
応募者の個人情報を安全に取り扱うためには、セキュリティ対策が不可欠です。
データの暗号化やアクセス権限の厳格な管理を行い、できるだけ不正なアクセスや情報漏洩を防止できるようにしましょう。
また、個人情報保護法などの関連法規を遵守することも重要です。適切な情報管理体制を整えることで、企業の信頼性を高め、応募者の安心感を確保することができます。
2.トラブル対応の準備
システムトラブルやクレーム対応など、予期せぬトラブルが発生する可能性も考慮しておく必要があります。
トラブル発生時の対応マニュアルなどを作成しておくと良いでしょう。
3.当選者の選定と通知
公平かつ透明な選定方法を採用することで、参加者の信頼を獲得し、ブランドの信頼性を高めることができます。
多数の当選者が出た場合、効率的な運用方法と適切な対応策が求められます。まず、賞品の配布プロセスを自動化することで、手作業によるミスを減らし、迅速な対応が可能になります。システムを活用して当選者リストを管理し、一括で通知や発送手続きを行うことが効果的です。また、リソース管理が重要なポイントとなります。大量の賞品を準備するためには、予め必要な在庫を確保し、物流パートナーとの連携を強化することが求められます。さらに、当選者へのフォローアップや問い合わせ対応の体制を整えることで、顧客満足度を維持しつつスムーズな運営が実現できます。
4.当選通知の配信
当選者への迅速かつ丁寧な通知を行えるようにしましょう。
LINEを使用する場合、既に友だち追加しているユーザーに直接メッセージを送信できるため、タイミング良く情報を届けることが可能です。通知のタイミングは、当選発表後できるだけ早く行うことで、参加者のモチベーションを持続させ、商品やブランドへの好印象を与えることができます。また、通知内容には当選の喜びだけでなく、賞品の受け取り方法や今後のキャンペーン情報などを盛り込むことで、顧客との継続的な関係構築にも繋げることができます。
5.当選しなかったユーザーへの対応
一方で、対象外となった応募者への対応も重要です。全ての応募者に対して感謝の意を伝えるメッセージを配信することで、企業の誠実さや顧客への配慮をアピールできます。
例えば、「今回のキャンペーンにご参加いただきありがとうございます。今後も皆様に喜んでいただける企画を多数ご用意してまいりますので、ぜひご期待ください」といった内容を送ることで、将来的な参加意欲を高めることが可能です。対象外の応募者にもポジティブな印象を与えるよう工夫することで、ブランドロイヤルティの向上を図ることが効果的です。
LINEキャンペーンの種類
LINEキャンペーン実施における基本的なステップや運営方法についてご理解いただけたかと思います。
ここからはLINEで行うことができる、代表的な3つのキャンペーンをご紹介します!
また、以下の記事ではLINEを活用したキャンペーンを実施するにあたり欠かせないLINEポイントについてご紹介しております、併せてお役立てください!
▼LINEでのキャンペーンに欠かせない“LINEポイント”とは?
1.LINEオープンキャンペーン
LINEオープンキャンペーンは、LINE公式アカウント上でアンケートに答えるだけで簡単にキャンペーン応募ができるプラットフォームです。
※なお、このサービスは、LINE公式アカウントを運用しており、LINEのMessaging APIに対応しているアカウント、かつ認証済みアカウントであることが必須となります。
ユーザーのアンケートデータを収集しつつ、商品やブランドの認知を広げたい場合に効果的なメニューとなります。LINEヤフー社がパッケージとして提供している販促メニューであり、キャンペーンへの誘導告知メッセージの配信、誘導面の提供、ユーザーへのインセンティブ付与などが組み込まれているため、企業は少ない手間でキャンペーンを実施できます。これにより、広告宣伝費を抑えつつ、効率的にプロモーションを行うことが可能です。
例えば、新商品の市場調査と同時に、ターゲット層への認知拡大を図る際に活用できます。
また、LINEポイントという汎用性の高いインセンティブを提供することで、幅広いユーザー層の参加を促し、LINE公式アカウントの友だち獲得にも貢献します。
このLINEオープンキャンペーンは主に4つの型に分かれます。
アンケート型
アンケート型は、ユーザーにLINEポイントをインセンティブとして提供し、アンケートへの回答を促す仕組みです。
このタイプのキャンペーンは、企業のマーケティングニーズに合わせて柔軟に実施日程を設定できるため、新商品の市場調査や顧客満足度調査など、目的に応じて期間を自由に設定できます。これにより、ユーザーのリアルな声を効率的に集め、データに基づいた迅速な意思決定に役立てることが可能です。
引用元:オープンキャンペーン(アンケート型)媒体資料
また、単発での実施も可能なため、大規模なキャンペーンが難しい場合でも手軽にユーザーエンゲージメントを高めることが期待できます。
抽選型
抽選型は、ユーザーがアンケートに回答したり、動画を視聴したりすることで、抽選でLINEポイントなどの景品が当たるキャンペーンです。このキャンペーンは、商品やブランドの認知拡大を図りながら、ユーザーに特別な体験を提供できます。これにより、ブランド育成やファン獲得に繋げることが可能です。
引用元:オープンキャンペーン(抽選型)媒体資料
付与できる景品は、LINEポイントの他に、企業の商品やオリジナルグッズ、他社の商品、ギフトチケット、デジタルポイントなど多岐にわたります。景品の選択肢が豊富なため、ターゲット層やキャンペーンの目的に合わせて柔軟に設定できる点が魅力です。
サンプリング型
サンプリング型は、LINEユーザーがアンケートに回答すると抽選で店舗で利用できる無料引換クーポンが当たるキャンペーンです。このタイプのキャンペーンは、商品トライアルの促進や店頭への送客に効果的な施策として位置づけられています。特に新商品のプロモーションや既存商品の認知度向上を目的とする場合に有効です。
引用元:オープンキャンペーン(サンプリング型)媒体資料
実施可能な小売企業としては、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった主要コンビニエンスストアが挙げられます。これらの店舗ネットワークを活用することで、広範なユーザー層へアプローチし、実際の購買行動を促すことが期待できます。
季節型
アンケート回答またはビデオ視聴により参加者にLINEポイントをプレゼントするキャンペーンです。
全ての企業向けに、季節ごとに決められた日程にて実施されます。
他企業と合同でキャンペーン実施するため、他企業キャンペーンからの参加者流入が見込めますが、枠数が限定されており事前にエントリーが必要となります。
2.LINEポイントインセンティブ(APIツール利用)
LINEポイントインセンティブは「APIツール」などを利用してLINEポイントをプレゼントする販促キャンペーンです。
※APIツール:LINE公式アカウントに対して開発やツールの連携が行える状態(=API化)にして、さまざまな独自機能を提供しているツールのこと
さまざまなAPIツールが独自のキャンペーンを開発しており、そのなかでLINEポイントをインセンティブとしたキャンペーンを行うことができます。
LINEポイントは、LINEの各種サービスやお店・ネットショッピングなどで使えるポイントとなっており、販促キャンペーンをライトに実施したい方向けのメニューとなります。
例えば、弊社トーチライトのグループ会社である株式会社Hakuhodo DY ONEが提供するAPI対応ソリューション「DialogOne®︎」では、ユーザーが企業のLINE公式アカウントのメッセージにレシートを送って応募するキャンペーンや、商品に付いているシリアルコードを読み取ると、ポイントが溜まりLINEポイントと交換できるキャンペーンの提供などを行なっています。
APIツールの提供を行う各社が独自のキャンペーンをさまざまな金額で提供しているので、自社のアカウントの規模や目的、予算などに合わせてぴったりなツールを探してみてください。
また、トーチライトでもツールのご紹介が可能ですので、迷われている方はぜひお問い合わせくださいませ!
3.LINEパートナーパッケージ
LINEパートナーパッケージは、LINEのデジタル販促に特化したTechnology Partnerによるキャンペーンパッケージです。
LINEパートナーパッケージは、LINE社から認定された会社のみが提供を認められているサービスです。
LINE社のサービスを使いながら、LINE単体で提供しているメニューより自由度の高いキャンペーンを実施することができるので、より柔軟なキャンペーンを実施したい場合は検討してみてください。
なかでも、株式会社SP EXPERT’Sが提供するサービスでは、さまざまな購買証明、応募形式、企画スキームを掛け合わせた40種類以上の豊富なデジタル販促ソリューションがあり、実績数NO.1の企業です。
動画視聴や友だちシェアなどの企画オプションや、NFTなどのデジタルインセンティブを使用したキャンペーンが実施でき、販促だけでなくブランド理解促進など、クライアントニーズに合わせた柔軟なキャンペーン設計が可能です。
LINEのキャンペーン効果を最大化させるには?
LINEでキャンペーン施策を行い、効率的なデータ活用をするためには、拡張ツールの導入も有効です。
拡張ツールを導入することで、LINE公式アカウントを単なるSNSではなく、CRMの起点として、マーケティング戦略に組み込むことができるようになります。
トーチライトでも、LINEの拡張ツールであるメッセージ管理ソリューション「DialogOne®」のご提供が可能です!
LINE公式アカウント内で取得できるデータの幅を広げるだけでなく、既存の顧客データを合わせた豊富なデータで、個々のユーザーに最適化されたメッセージ配信を可能にします。
「DialogOne®」について5分でわかる資料もございますので、少しでもご興味ございましたら、こちらもご参考になさってください!
また、デジタルでキャンペーンを始めて実施するときは、「なにから準備を進めれば良いのだろう?」「従来の紙のキャンペーンのままでも良いのでは・・?」など悩む場面が多いのではないでしょうか。
そんなときはぜひトーチライトにご相談ください!
トーチライトでは、LINEのトータルサポートサービス「TeLAS」を通して、企業課題に合わせた戦略設計やキャンペーン設計が可能です。その他にも配信設定、検証分析まで多岐に渡り、LINE公式アカウントをサポートいたします。
LINEキャンペーンの活用事例
これまでLINEキャンペーンに関するメリットやデメリット、設計におけるステップや運営方法についてご紹介してきました。
実際にどのようにLINEキャンペーンが実施されているのか、という事例をご紹介することでLINEキャンペーンに対する理解度も深まるのではないでしょうか。
本章では前章でご紹介した「DialogOne®」を通して、サポートさせていただいたLINEキャンペーンに関する事例をお伝えします。
インスタントウィン機能
インスタントウィン機能は、参加者がキャンペーンに参加したその場で抽選結果がわかる仕組みで、LINEキャンペーンにおいて高いエンゲージメント率を期待できる人気の機能です。
具体的には、DialogOne®などのAPIツールを利用することで、この機能をLINE公式アカウントに組み込むことが可能です。管理画面から、当選の有無、当選確率、当選上限などを柔軟に設定でき、キャンペーン専用のURLを発行してユーザーに配信します。
例えば、特定の商品を購入してレシートを送信したり、LINE公式アカウントの友だち追加をしたりするなど、ユーザーが何らかのアクションをすることで、すぐに抽選結果が表示されます。
この機能の大きなメリットは、ユーザーが結果を待つことなくすぐにインセンティブを獲得できるため、参加意欲が高まりやすい点です。インセンティブとしては、消込可能なクーポンやLINEポイントコードといったユニークURLを登録できるため、施策の目的に応じて使い分けが可能です。
例えば、店舗への送客を促したい場合は、特定の店舗で利用できるクーポンをインセンティブとし、来店を促すことができます。
また、クーポン機能と連携することで、クーポンの印刷コストを削減し、配布の手間をなくすことが可能です。さらに、LINE公式アカウントでは把握できないユーザーごとのクーポンの使用状況を詳細に把握できるため、使用状況に応じたセグメント配信が可能となり、よりパーソナライズされたアプローチで顧客エンゲージメントを深めることができます。抽選形式だけでなく、取得上限を設けた先着順のインセンティブ配布も設定できるため、多様なキャンペーンニーズに対応できます。インスタントウィン機能は、短期的な売上向上だけでなく、顧客体験の向上やデータ収集、さらにはその後のCRM施策にも繋がる効果的な機能と言えるでしょう。
シリアルコードインスタントウィン機能
シリアルコードインスタントウィン機能は、商品に記載されたシリアルコードをLINEで入力することで、その場で抽選結果が分かり、当たりが出れば即座にインセンティブを獲得できる仕組みです。
この機能は、商品の購入を伴う「マストバイキャンペーン」において特に効果的で、商品の購入と連動させることで、顧客の購買意欲を高めながら、企業アカウントへの友だち追加を促進できます。
この機能の大きな利点は、ユーザーが待つことなく結果が分かるため、高いモチベーションを維持したままキャンペーンに参加できる点にあります。これにより、インセンティブの引き換え率も向上し、キャンペーン効果を最大化できます。
さらに、シリアルコードの入力というアクションを通じて、どの商品がどれだけ購入されたかという詳細なユーザーデータを収集できます。このデータは、今後の商品開発やマーケティング戦略に役立てられるだけでなく、顧客の購買行動や嗜好を把握することで、よりパーソナライズされたメッセージ配信やCRM施策を展開することも可能です。
例えば、特定のカテゴリの飲料をよく購入するユーザーには、関連する新商品の情報や限定クーポンを配信するなど、効果的な顧客育成に繋げられます。
レシート応募キャンペーン機能
レシート応募キャンペーン機能もシリアルコードインスタントウィン機能と同様にマストバイキャンペーンにおいて、効果を発揮するLINEキャンペーンの機能です。
消費者は対象商品を購入後、そのレシートをスマートフォンでレシートの写真を撮り、LINE公式アカウントに送信するだけで応募が完了するため、手軽に参加できる点が魅力です。このシンプルな応募フローは、従来のハガキ応募などと比較してユーザーの参加ハードルを大幅に下げ、キャンペーンへの参加を促進する大きな要因となります。
この機能は、単に購買促進に繋がるだけでなく、企業のLINE公式アカウントへの関心度を高める効果も期待できます。レシート送信というアクションを通じてユーザーは公式アカウントと接点を持ち、その後のキャンペーン情報や新商品のお知らせ、クーポン配信などをスムーズに受け取れるようになります。
これにより、一時的な購買だけでなく、継続的な顧客エンゲージメントの構築にも貢献します。さらに、取得したレシートの画像データは、今後のマーケティング戦略を検討する上で貴重な情報源となります。具体的には、購入商品や購入日時、購入店舗といったデータを分析することで、顧客の購買傾向や商品ごとの売れ行きを詳細に把握し、アカウント内の顧客分析を深めることができます。
例えば、特定の地域や時間帯に購入が多い層に対して、その後の配信戦略としてパーソナライズされたメッセージやクーポンを配信するなど、より効果的な販促活動を展開することが可能になります。レシート応募キャンペーンは、購買促進から顧客データ分析、そして将来のマーケティング戦略の策定まで、多角的に企業のビジネスを支援する強力なツールと言えるでしょう。
ミッションスタンプ機能
ミッションスタンプ機能は、ユーザーがLINEスタンプをダウンロードするために、特定の「ミッション」をクリアする必要があるLINEの広告メニューの一つです。
この機能は、LINEプロモーションスタンプの一種として提供されており、企業が費用を負担することでユーザーに無料でスタンプを提供できます。ユーザーはスタンプのダウンロードページからミッションを開始し、指定されたミッションをクリアすることでスタンプがダウンロード可能となる仕組みです。
ミッションスタンプは、単に友だち数を増やすだけでなく、顧客情報の効率的な収集や、ユーザーの具体的なアクションを促すことに効果的です。
例えば、アンケート回答、ID連携(会員登録)、資料請求、サンプル請求、キャンペーン参加などがミッションとして設定できます。これにより、企業はユーザーの属性情報や興味・関心、購買行動につながるデータなどを取得し、その後のマーケティング施策に活用することができます。具体的には、アンケートを通じてユーザーのニーズを把握したり、ID連携によってオンラインとオフラインの顧客データを紐付けたりすることが可能です。
また、ミッションスタンプは「使われる広告」として、ブランドの認知度向上や好感度の向上にも繋がります。ユーザーがスタンプを日常のコミュニケーションで利用することで、友人や家族の間で自然に情報が拡散され、より広範囲なユーザーにアプローチできます。これにより、集客と情報収集を同時に実現し、効率的な販促活動を行うことが可能です。
友だち紹介キャンペーン機能
友だち紹介キャンペーン機能は、既存のLINE公式アカウントの友だちが、まだ友だちになっていないユーザーに公式アカウントを紹介し、新規ユーザーが友だち追加をすると、紹介者と新規友だちの両方にクーポンなどの特典が付与される仕組みです。
このキャンペーンの最大の目的は、広告費をかけずに新規顧客を獲得することです。既存の友だちが新規の友だちを呼び込む「口コミ」や「紹介」のサイクルが生まれるため、効率的な集客が期待できます。企業側が準備するのはクーポンの設定とその周知のみであり、実際の紹介は友だちが行うため、運用コストも抑えられます。
また、紹介という形で信頼性の高い情報が伝わるため、新規ユーザーも安心してアカウントを追加できるというメリットもあります。美容室やネイルサロン、宿泊施設、アミューズメント施設など、幅広い業種で活用されており、新規顧客の集客促進やリピーターの育成に繋がる汎用性の高い機能と言えるでしょう。友だち紹介キャンペーンで付与される特典は、割引クーポンや無料クーポン、プレゼント、キャッシュバックなど、店舗やサービスに合わせて柔軟に設定できます。
例えば、購入金額に応じた割引や全品一律の割引、特定の商品のプレゼントなど、多様なクーポンを作成可能です。ただし、友だち紹介キャンペーンには注意点もあります。クーポン目当てで友だち追加を行い、クーポンの利用が終わればブロックするユーザーも少なくないため、キャンペーン後もユーザーにとって価値のある情報やコンテンツを提供し続けることで、継続的なエンゲージメントを築くことが重要です。
お困りの際には
ここまでLINEキャンペーンに関する事例をいくつかご紹介してきました。ご紹介した事例を実施するにあたり、お困りになられることやより詳しく知りたいこともあるかと思います。
もしお困りであれば、LINEトータルサポートサービスTeLASにてサポートさせていただきますので、是非参考にしてください!
自社に合うキャンペーンを実施しましょう!
今やデジタル上の販促キャンペーンは、コストカットだけでなく、データ取得の観点でも多くのメリットがあるため、様々な企業が実施しています。
また、生活者にもっとも利用されているアプリといっても過言ではないLINEでキャンペーンを実施することで、多くのユーザーとの接点を作りながら、商品の認知拡大や売上の貢献につなげることができます。
LINE公式アカウントを使った販促キャンペーンには多くの種類がありますが、ぜひ自社にあったキャンペーンを実施して、マーケティング効果を最大化させましょう!
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LINEのトータルサポートサービス「TeLAS」や拡張ツール「DialogOne®」を用いて、最適なご支援をいたします。