【保存版】LINEアイコンのサイズ一覧|公式アカウントの推奨設定も解説
LINEのアイコンは個人や企業の顔となる重要な要素です。
この記事ではプロフィールアイコンやLINE公式アカウントで利用する各種画像の推奨サイズを網羅的に解説します。
最適なサイズで画像を設定することでアカウントの印象を向上させることが可能です。
本記事は設定内容を忘れた際にいつでも確認できるよう保存して活用することをおすすめします。
LINEのプロフィールアイコンに推奨される画像サイズ
LINEのプロフィールアイコンは、アカウントを識別するための重要な要素です。 友人とのコミュニケーションが中心の個人アカウントでは好きな写真を使うことが多く、企業や店舗のLINE公式アカウントではブランドのロゴなどが使用される傾向にあります。
いずれの場合も、推奨される画像サイズや形式を理解し、適切に設定することで、意図した通りの見え方を実現できます。
最適な正方形画像のピクセル数
LINEのプロフィールアイコンに公式で定められた推奨サイズはありませんが、高画質を保つために正方形の画像を用意することが望ましいです。画像の比率は1:1が基本となり、例えばLINE公式アカウントの推奨サイズである640px x 640px、あるいはそれよりも大きなサイズの正方形画像であれば、高画質を保ったまま設定できます。
長方形の画像をアップロードした場合、アイコンとして表示する部分を選択して調整する画面が表示されます。 このトリミング作業によって画像の重要な部分が見切れてしまう可能性があるため、あらかじめ正方形の画像を作成しておくことで、意図通りの表示が可能です。
小さいアイコンで表示される場合の見え方
LINEのアイコンは、プロフィール画面だけでなく、トーク画面の一覧やメッセージの横にも小さく表示されます。 複雑なデザインや細かい文字は潰れてしまい、判別が困難になるケースが少なくありません。 そのため、アイコンに設定する画像は、縮小されても内容を認識できる視認性の高いデザインが適しています。
例えば、人物の顔がはっきりと写っている写真や、シンプルな図形のロゴなどが挙げられます。 トークリストで他のアカウントと並んだ際にも、一目で誰からのメッセージか分かるようなデザインを心がけることが重要です。
推奨されるファイル形式と容量
LINEのアイコン用に画像を新しく作成する場合、ファイル形式と容量にも注意が必要です。
・推奨されるファイル形式:JPG、JPEG、PNGの3種類
→ウェブ上で一般的に使用されており、多くの画像編集ソフトで対応している
・ファイルサイズ:3MB未満
容量が大きすぎるとアップロードに失敗する可能性があるため、画像を保存する際に容量を確認し、必要であれば圧縮して調整してください。 特に高解像度の画像はファイルサイズが大きくなりがちなので、作成段階から意識しておくとスムーズに設定できます。
LINE公式アカウントのアイコン画像で推奨される設定
LINE公式アカウントのアイコンは、企業や店舗のブランドイメージをユーザーに伝える最初の接点となります。
・画像サイズ推奨(公式):640px × 640px
アカウントを象徴するロゴなどを設定することが一般的で、丸い表示領域に収まるよう、主要な要素が中央に配置されたデザインが適しています。 この公式アカウントのアイコンは友だち追加時やメッセージ配信時に常に表示されるため、ユーザーが安心してコミュニケーションをとれるような信頼感のある画像を設定することが求められます。
アイコン以外も要チェック!LINEで使われる主要画像のサイズ一覧
LINEではプロフィールアイコンの他にも、アカウントの印象を大きく左右する画像要素が多数存在します。 例えば、プロフィール画面の背景画像や、LINE公式アカウントで活用できるリッチメニュー、リッチメッセージなどが挙げられます。 これらの画像もそれぞれに推奨されるサイズや仕様が定められています。
各画像の規定を理解し、最適化された画像を設定することで、アカウントページ全体のデザインに統一感が生まれ、ユーザーに対して効果的に情報を伝えることが可能になります。
プロフィール背景画像の推奨サイズ
プロフィールの背景に設定する画像は、ユーザーがプロフィールを訪れた際に大きな面積を占めるため、アカウントの世界観を表現する上で重要な役割を担います。
・推奨サイズ:幅1000px×高さ635px
※表示される範囲は使用するデバイスの画面サイズによって変動、特に、画像の上下左右はトリミングされる可能性があるため、伝えたいメッセージやロゴなどの重要な要素はできるだけ中央に配置することが望ましい。
・ファイルサイズ:10MB未満
リッチメニューで使う画像のサイズ規定
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に固定表示されるナビゲーション機能です。 ユーザーを自社のホームページに誘導したり、特定のアクションを促したりする上で非常に効果的です。
・推奨サイズ:「大」2500px×1686px、「小」2500px×843px
※設定する画像の横幅は2500pxで統一されているため、高さ注意
・ファイルサイズ:1MB以下
・ファイル形式:JPG、JPEG、PNGのいずれか
リッチメッセージで送信する画像の最適サイズ
リッチメッセージは、画像とテキストを組み合わせて一つの吹き出しとして配信できる機能で、視覚的な訴求力が高いのが特徴です。
・推奨サイズ:1040px×1040pxの正方形
→正方形の画像を基準に、複数のアクションを設定できるテンプレートを使って分割することも可能
(例)横長の画像を2分割して、それぞれに異なるリンク先を設定する
・ファイルサイズ:10MB以下
→高画質な画像でユーザーの興味を引くメッセージを配信ができる
・ファイル形式:JPG、JPEG、PNGのいずれか
カードタイプメッセージで表示される画像のサイズ
カードタイプメッセージは、複数の情報をカルーセル形式で横にスライドさせて表示できる機能です。 商品紹介や店舗一覧など、ユーザーが能動的に情報を検索するような使い方に適しています。
・画像の比率:①1.54:1、②1:1
・推奨サイズ:①の場合1024px×664px、②の場合1024px×664px
・ファイルサイズ:10MB以下
一度に最大9枚のカードを設定でき、それぞれに異なる画像とテキスト、アクションを割り当てることが可能です。
クーポン機能で設定する画像のサイズ
LINE公式アカウントのクーポン機能では、ユーザーの利用を促進するために画像を設定できます。
・推奨サイズ:640px×640px以上の正方形
・ファイルサイズ:10MB以下
画像はユーザーがクーポン一覧画面で見たときに内容が瞬時に伝わるような、視認性の高いデザインが適しています。
ユーザーがクーポンを使用する際には、画面に「使用済み」のスタンプのようなものが押される演出があるため、デザインを作成する際はその点も考慮に入れてみましょう。
LINEアイコンの画像サイズを設定・変更するときの注意点
LINEのアイコン画像を設定する際は、推奨サイズに合わせて画像を用意するだけでなく、実際のLINEアプリ上での表示のされ方を考慮することが不可欠です。 特に、画像のアップロードに伴う画質の変化や、アイコンが表示される際の円形トリミングは、見え方に大きく影響します。
これらの注意点を事前に把握しておくことで、意図しない表示崩れを防ぎ、より効果的にアカウントの魅力を伝えることが可能になります。
画質が落ちない対策を用意する
LINEに画像をアップロードすると、データが自動的に圧縮され、元の画像よりも画質が低下する場合があります。これは、通信量の最適化やサーバー負荷の軽減を目的としたLINEの仕様によるものです。高画質を維持するためには、ファイル容量をLINEが推奨する各機能の範囲内、またはそれよりも小さめに抑えることが有効です。
画質劣化を最小限に抑えるためには、いくつかの方法があります。
①個別に写真を送る場合:送信時に「オリジナル」設定を選択することで、元の解像度を保ったまま送信できる
②LINEアルバムにオリジナル画質で画像を保存したい場合:LYPプレミアムへの加入が必要となる。LYPプレミアム会員であれば、アルバムにオリジナル画質の写真や5分以内の動画を容量無制限で保存できる。
ロゴやテキストを含むデザインは、画質が少しでも落ちると輪郭がぼやけたり、文字が読みにくくなったりする傾向があるため、あらかじめ解像度の高い画像を作成しておくことが重要です。
ファイル形式については、一般的にJPEGは非可逆圧縮を採用しており、圧縮を繰り返すと画質が劣化する可能性があります。 一方、PNGは可逆圧縮形式であり、圧縮しても画質が劣化しにくいという特徴があります。
透明な背景をサポートしているため、ロゴやグラフなど、明瞭な画像を扱いたい場合にPNGが適しているとされています。
アイコンが丸く切り取られることを想定する
LINEのプロフィールアイコンは、アップロード時には正方形の画像として扱われますが、実際のトーク画面や友だちリストなどでは円形(丸)にトリミングされて表示されます。 この仕様を考慮せずに画像を作成すると、画像の四隅に配置したロゴや文字などの重要な要素が見切れてしまう可能性があります。
これを防ぐためには、デザインを作成する段階から、アイコンが丸く切り取られることを想定し、表示させたい主要な被写体やテキストを画像の中央部分に収めるようにレイアウトすることが重要ですし、事前に円形のフレームを重ねて確認するなどの工夫が有効です。
まとめ
LINEで使用される各種画像のサイズや仕様は、それぞれ異なります。 プロフィールアイコンは高画質の正方形が基本で、丸く切り取られることを想定した中央配置のデザインが求められます。
LINE公式アカウントでは、リッチメニューやリッチメッセージ、カードタイプメッセージなど、機能に応じた多様な画像サイズが存在し、それぞれにファイル形式や容量の上限が定められています。 これらの規定サイズを守り、画質の劣化やトリミングを考慮して画像を用意することが、アカウントの品質を高め、ユーザーに的確に情報を届けるための第一歩となります。
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