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コラム Column

LINE公式アカウント 分析機能とは?見方と効果的な方法を解説

LINE公式アカウントの分析機能では、友だち数やメッセージ配信の反応といった各種データを確認し、運用効果を分析できます。
どのような配信が効果的か、どのユーザー層に届いているかを把握でき、運用改善の判断材料になります。

今回のコラムでは、LINE公式アカウントの分析機能で確認できる主な指標や、分析データを活用して運用改善につなげる方法をわかりやすく解説します。

LINE公式アカウントの分析機能でわかること11選

LINE公式アカウントでは、友だち追加数やブロック数、表示回数やクリック率、アカウント運用に関するさまざまなデータをダッシュボードから確認できます。
ここでは、分析機能で確認できる主な項目を紹介します。

1.友だち追加数や属性データ
2.プロフィールページのアクセス状況
3.あいさつメッセージの効果
4.メッセージ配信の効果
5.ステップ配信の成果
6.リッチメニューのクリック数やエリア確認
7.チャットの送受信数
8.LINE VOOM投稿の反応
9.クーポンの開封数や利用状況
10.ショップカードの取得・利用データ
11.予約機能の利用実績

1.友だち追加数や属性データ

分析機能では、日々の友だち追加数やターゲットリーチ数、ブロック数の推移をグラフで確認できます。
これにより、特定の施策やキャンペーンが友だち増加にどれだけ影響したかを視覚的に把握できます。

また、タブを切り替えることで、友だちの性別・年齢・居住地といった属性データも確認できます。これにより、想定しているターゲット層と実際の友だち層に乖離がないかを把握し、メッセージ配信の最適化に役立てることが可能です。
※属性データは、LINEが推定した「みなし属性」に基づくもので、一定数の友だち(ターゲットリーチが20人以上)がいない場合は表示されません。

さらに、友だち追加の経路も確認できるため、ユーザーがどのようなきっかけでアカウントを追加したのかといった流入分析も行えます。
※追加経路は、人数が少ない場合など一部の経路が表示されないことがあります。

2.プロフィールページのアクセス状況

プロフィールページのアクセス状況では、主に表示回数と訪問者数の2つの指標を確認できます。

ページビュー(PV)は、アプリやWebブラウザを通じてプロフィールが閲覧された合計回数を指します。ページ内の項目遷移や画像クリックも含まれるため、ユーザーがどの程度プロフィール内の情報を閲覧したかを把握できます。

一方、ユニークユーザー(UU)は、実際にプロフィールを訪れたユーザー数を示す指標です。重複を除いた訪問人数を把握できるため、PVと比較することで、プロフィールの関心度や情報の充実度を客観的に評価できます。

これらの指標を確認することで、プロフィールがどれだけユーザーに閲覧されているかを把握できます。

3.あいさつメッセージの効果

友だち追加時に自動送信されるあいさつメッセージも、分析機能によって反応を確認できます。
具体的には、メッセージがユーザーの画面に表示された回数(インプレッション数)や、メッセージ内のリンクのクリック数などを確認可能です。

これらのデータを確認するには、管理画面のサイドメニューにあるトークルーム管理から、あいさつメッセージの項目を選択します。

最初の接点となるメッセージの反応を把握することで、友だち登録直後のユーザーがどのような情報を求めているのかを分析できます。クリック率が低い場合は、特典の案内を強調したり、親しみやすい文言に変更したりするなど、ブロック率低下に向けた改善に活用できます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager)分析 – あいさつメッセージ

4.メッセージ配信の効果

メッセージ配信の分析は、アカウント運用の中心的な要素です。
配信したメッセージごとに、開封数や、メッセージ内のURLをクリックしたユーザー数、動画再生開始ユーザー数・動画再生完了ユーザー数などを詳細に測定できます。

さらに、どのURLが何回クリックされたかといった内訳も確認可能です。
これらのデータを比較分析することで、ユーザーの興味を引くタイトルや内容、効果的な配信時間帯などを割り出し、今後のメッセージ作成の精度を高めていくための具体的な示唆を得られます。

5.ステップ配信の成果

ステップ配信の分析機能では、設定したシナリオ全体の成果を一覧で確認できます。
各ステップ(配信メッセージ)ごとの開封数やクリック数に加え、シナリオを最後まで完了したユーザーの割合(完了率)を把握することが可能です。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 分析 – ステップ配信

6.リッチメニューのクリック数やエリア確認

リッチメニューはトーク画面下部に固定表示されるため、ユーザーへの重要な導線となります。
分析機能を使えば、リッチメニュー全体の表示回数やクリック数、クリック率を計測できます。
さらに、メニュー内のどのエリア(タップ領域)が何回クリックされたかを数値とグラフで確認することが可能です。

これにより、ユーザーがどのコンテンツに最も興味を持っているかを把握し、ボタンの配置やデザイン、文言などを改善するための具体的なデータとして活用できます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 分析 – リッチメニュー

7.チャットの送受信数

チャットの分析では、メッセージの送受信数や、手動応答・自動応答(応答メッセージ)それぞれの送信数を確認できます。
また、期間を指定することで、手動対応数や応答メッセージの発動回数を把握でき、対応状況や自動化の活用度合いの分析に役立ちます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 分析 – チャット / 自動応答

8.LINE VOOM投稿の反応

LINE VOOMの分析では、投稿に対するユーザーの反応やフォロワーの推移を詳しく確認できます。
分析画面のメニューから対象の項目を選択することで、コンテンツごとのインプレッション数、クリック数、リアクション数、コメント数などの詳細なデータを把握することが可能です。

これらの数値を分析することで、どのような投稿がユーザーの関心を引き、拡散やエンゲージメントにつながっているかを把握できます。フォロワーの増減推移も確認できるため、投稿がフォロワー数に与える影響も分析できます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 投稿を分析する

9.クーポンの開封数や利用状況

LINE公式アカウントで発行したクーポンは、施策ごとの効果を詳細に分析できます。
具体的には、クーポンページ自体が閲覧された回数(開封数)、実際に店舗などで使用された回数(使用者数)、どの経路からクーポンが開かれたか(流入経路)などが計測可能です。

これらのデータを分析することで、クーポンの内容や提示条件がユーザーの利用動機にどう影響したかを評価し、次回のキャンペーン企画に活かせます。

10.ショップカードの取得・利用データ

ショップカードの分析機能では、リピート促進施策の効果を数値で確認できます。
具体的には、ショップカードを取得したユーザー数、付与された合計ポイント数、特典チケットが発行された回数、そして実際に特典チケットが使用された回数を把握できます。

さらに、総発行ポイントの内、来店で獲得されたポイント数を表示することができるため、どのくらいの顧客がリピーターになっているのかを可視化することが可能です。
これらのデータをもとに、特典内容やポイント付与の条件を見直すことで、より効果的な再来店促進策を検討できます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 分析 – ショップカード

11.予約機能の利用実績

LINEミニアプリや外部予約システムと連携した予約機能も、その利用実績を分析できます。
管理画面からは、設定した期間内の予約件数、キャンセル数、そして実際に来店(サービス利用)済みとなった件数などを確認することが可能です。

これにより、LINE経由での予約がビジネスにどれだけ貢献するかを定量的に評価できます。
顧客がどのサービスやコースを予約しているかの傾向も掴めるため、企業は人気メニューの把握やリソース配分の最適化に役立てられます。

引用元:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 分析 – 予約

LINE分析データの具体的な活用方法

取得した分析データは、どのように活用すればよいのでしょうか。
ここからは、運用改善につながる代表的な活用方法を3つご紹介します。

1.ターゲット分析に活用する
2.配信内容の改善に活用する
3.友だち獲得施策の改善に活用する

1.ターゲット分析に活用する

分析機能から得られる年齢・性別・居住地といった属性データを活用することで、自社アカウントにどのような層が関心を持っているのかを客観的に把握できます。
友だち追加の経路とあわせて確認すれば、ユーザーがどのようなきっかけで接点を持ったのかを推測でき、想定していたターゲット層との乖離がないかを検証できます。

分析結果に基づき、例えば若年層が多い場合には、トレンドを意識したビジュアル中心のコンテンツを配信するなど、属性に合わせた施策を検討しましょう。

顧客像をより明確にしターゲットを再設定することで、メッセージの反応率向上やプロモーション効果の最大化につなげられます。

2.配信内容の改善に活用する

開封数・開封率やクリック数・クリック率は、配信内容の効果を測るうえで重要な指標です。
メッセージがどの程度ユーザーに表示され、そこからどのくらいのアクションにつながっているかを確認することで、配信内容の良し悪しを客観的に判断できます。

また、複数のメッセージやクリエイティブを比較することで、どのような訴求や表現がユーザーの関心を引きやすいかを把握できます。

これらのデータをもとに、メッセージの文言や画像、配信タイミングを調整することで、ユーザー満足度を高めながら、より効果的なコミュニケーションにつなげられます。

3.友だち獲得施策の改善に活用する

友だち追加の経路を分析することで、ユーザーがどのチャネルを経由してアカウントを登録したのかを詳細に把握できます。
この情報を活用すれば、各流入元の貢献度を数値で評価し、効果の高い集客施策を正確に見極めることが可能です。

例えば、特定のSNS広告や店頭POP、キャンペーンからの友だち追加が顕著に多い場合、その経路でのプロモーションを重点的に強化することで、さらなる登録者数の増加を狙えます。

このように流入経路ごとの反応を比較分析することで、限られた予算やリソースを成果の出やすい施策へ集中的に投入できるようになり、より効率的で戦略的な友だち獲得を実現できます。

▼友だち獲得施策の詳細はこちら
保存版!LINE公式アカウントの友だちを増やす方法

LINE分析を成果につなげるための3ステップ

LINE分析を成果につなげるには、数値を見るだけでなく、目的設定・仮説立案・検証・改善のサイクルを回すことが重要です。
このプロセスを経ることで、より戦略的で効果的な運用が実現可能となります。

STEP1:配信の目的を明確にし仮説を立てる
STEP2:分析データをもとに仮説を検証する
STEP3:検証結果から改善アクションを実行する

STEP1:配信の目的を明確にし仮説を立てる

まず、メッセージ配信や施策の目的(KGI・KPI)を具体的に設定します。
例えば、「新商品の認知度向上」「ECサイトへの送客数増加」「来店クーポンの利用率アップ」といった目的です。

次に、その目的を達成するための仮説を立てます。
「30代女性向けに、夜21時に美容に関する情報と商品のリンクを配信すれば、クリック率が5%を超えるのではないか」というように、具体的なターゲット、配信の内容、タイミング、そして予測される数値を設定するやり方が有効です。
この仮説が、後の分析と検証の軸となります。

STEP2:分析データをもとに仮説を検証する

STEP1で立てた仮説が正しかったかを、LINE公式アカウントの分析データをもとに検証します。
例えば、先程の仮説であれば、実際に配信したメッセージのクリック率や、クリックしたユーザーの属性データを確認します。
予測した数値(クリック率5%)に到達したか、想定したターゲット(30代女性)からの反応が多かったかなどをデータをもとに評価できます。

この検証作業を通じて、仮説が正しかったのか、あるいは何が要因で結果が異なったのかを明らかにします。

STEP3:検証結果から改善アクションを実行する

仮説検証で得られた結果に基づき、次の具体的なアクションを決定します。
仮説通りに良い結果が出たのであれば、その成功要因を他の施策にも応用(横展開)します。
一方で、予測と異なる結果だった場合は、その原因を考察し、改善策を考えます。

例えば、クリック率が低かったのであれば、「メッセージのクリエイティブを更新する」「配信時間を変更する」「よりターゲットを絞った広告を併用する」といった具体的な改善アクションを実行します。
このサイクルを繰り返すことで、アカウント運用は継続的に最適化されていきます。

LINE公式アカウントで分析を行う際の注意点

LINE公式アカウントの分析機能を活用する際には、いくつか注意点があります。
ここでは、分析機能を活用する際の注意点を紹介します。

分析データが反映されるまでには時間がかかる

LINE公式アカウントの分析データは、即時に反映されるわけではありません。
多くの指標は集計処理に時間がかかるため、配信直後に正確な数値を確認することは困難です。
通常、データが管理画面に反映されるまでには数時間から1日程度のタイムラグが発生します。
※機能によって異なり、最大3日程度かかる場合もあります

そのため、施策の効果を評価する際は、十分な集計期間を確保した上でデータを確認する必要があります。
リアルタイムでの効果測定を行いたい場合は、URLにパラメータを付与するなど、外部ツールと連携した計測方法を検討することが求められます。

個々のユーザー情報を特定することはできない

LINEの分析機能では、プライバシー保護の観点から、個々のユーザーの行動を特定することはできません。
例えば、「誰がメッセージを開封したか」「どのユーザーがURLをクリックしたか」といった個人に紐づく情報を確認することは不可能です。
※分析で得られるのは全体の傾向を示す統計データのため、特定のユーザーを個別に分析する用途には利用できません

属性は推測で付与されたみなし属性である

お伝えしたように確認できる属性データはみなし属性であり、LINE上での行動履歴から推測された情報であることを理解しておく必要があります。
具体的には、ユーザーが購入したスタンプの種類、友だち登録している公式アカウントの傾向、興味関心のあるコンテンツといった膨大なデータを統計的に分析して分類したものです。
※あくまで推測に基づいたデータであるため、必ずしも正確な情報とは限りません

ただし、属性情報の推定に際して電話番号やメールアドレス、トーク内容といった機微情報は含まれず、プライバシーに配慮された統計データとして配信の最適化に役立てられます。

一部機能の分析には外部サービスとの連携が必要

LINE公式アカウントの標準機能だけでは、分析できる範囲に限界があります。
ユーザー行動を幅広く正確に分析するためには、LINE連携に対応したマーケティングオートメーションツールの導入が必要になります。
自社の目的に合わせて、どこまでの分析が必要かを判断し、必要であれば外部ツールの導入を検討しましょう。

弊社では、LINEと連携した、マーケティングソリューション「DialogOne®」を提供しています。
DialogOne®」はLINE公式アカウント内で取得できるデータに加え、企業で保有する顧客データの活用も可能です。LINE公式アカウントと連携し、豊富なデータと機能で施策の幅を広げ、顧客が求めるストレスフリーな体験を提供するサポートを行います。

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分析機能のよくある質問

ここでは、LINE公式アカウントの分析機能に関してよくある質問をご紹介します。
データの反映タイミングや分析結果の確認方法を理解し、友だちの属性や行動傾向を把握する参考にしてください。

Q1.既読状況は確認できる?

LINE公式アカウントの分析機能では、特定の友だちがメッセージを読んだかどうかといった、個別の既読状況を一人ひとり確認することはできません。

ただし、LINEのチャット機能では、送信したメッセージの既読を確認できます。スタンプなどの反応がない場合でも、メッセージが読まれていれば既読が表示されます。

そのため、個別の既読状況を確認したい場合は、チャットでのコミュニケーションを前提とした運用が必要です。一方で、配信メッセージの効果測定については、開封数やクリック数といった全体の統計データをもとに把握するのが基本です。

Q2.分析データはダウンロードできる?

LINE公式アカウントの分析結果は、管理画面の「分析」メニュー内にある「ファイルをダウンロード」から、CSV形式などで保存することが可能です。
各機能の統計データを手元で集計・管理したい場合に活用できます。

ただし、「ファイルをダウンロード」から一括で出力できるデータは限られており、LINE VOOMやクーポンなど一部のデータは対象外です。これらのデータは、それぞれの分析画面から個別にダウンロードする必要があります。

また、出力ボタンはダウンロードが可能な状態のときにのみ表示されます。選択した期間内に数値データが存在しない場合はボタンが表示されず、ファイルの作成も行えません。抽出したい期間に実績があるかを確認した上で操作を行ってください。

Q3.分析データが反映されない原因とは?

友だち分析においてデータが反映されない場合、まずは対象の人数を確認してください。
属性や追加経路、クーポンなどの情報はプライバシー保護の観点から、対象者が20人以上いないと表示されない仕組みになっています。

また、友だちが追加された直後でデータの更新が完了していないケースや、メッセージ配信の結果を集計している最中であることも考えられます。

システム側の一時的な遅延が発生している可能性もあるため、時間を置いてから再度確認することが大切です。分析結果は即時反映とは限らないため、継続的に数値をチェックするようにしましょう。

Q4.友だち分析に表示される「属性不明」とは?

属性不明とは、友だちの性別や年齢、居住地といった具体的なプロフィール情報をLINE側が取得できていない状態を指します。

これは、ユーザーが自身の情報を公開していない場合や、システムが属性を判定するのに十分なデータを持っていない場合に発生します。分析結果に属性不明の割合が多いと、ターゲット層の把握が難しくなるため、あくまで一部のデータとして理解することが大切です。

特に友だち数が少ない段階では、統計的な集計が困難になりやすく、属性不明と表示される傾向が高まる点に留意してください。

まとめ

LINE公式アカウントでの分析は運用効果を可視化し、改善するための重要なプロセスです。
友だちの属性やメッセージへの反応、リッチメニューのクリック状況などのデータを活用することで、ユーザーのニーズや行動パターンを把握できます。

分析を行う際は、目的を明確にして仮説を立て、データに基づいて検証し、改善アクションにつなげるというサイクルを回すことが成果を出すための鍵となります。
データの反映時間や個人を特定できないといった注意点を踏まえつつ、計画的に分析を行い、アカウント運用を最適化していきましょう。


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