LINE公式アカウント複数作成の作り方 メリットや効率的な管理・運用術
LINE公式アカウントの複数作成を検討している事業者向けに、具体的な作り方から効率的な管理・運用方法までを解説します。
本記事では、複数アカウントを持つメリット・デメリット、作成手順、そして複数アカウントの運用を効率化する便利な機能まで網羅的に紹介し、スムーズなアカウント管理を実現するための情報を提供します。
TOPICS
LINE公式アカウントは1つのIDで最大100個まで作成可能
LINE公式アカウントは、1つのビジネスIDで最大100個まで作成することが可能です。
店舗ごと、事業ごと、あるいはキャンペーン用など、目的に応じて複数のアカウントを使い分けられます。
この仕組みを利用することで、各アカウントでターゲットを絞った情報発信ができ、顧客とのコミュニケーションをより効果的に行うことが可能になります。
LINE公式アカウントを複数作成する3つのメリット
①ターゲット層に合わせた最適な情報配信が実現できる
複数のアカウントを使い分けることで、それぞれのターゲット層に最適化された情報配信が実現します。
・複数店舗を運営している場合:店舗ごとにアカウントを作成すると、地域限定のキャンペーンやセール情報をその店舗の友だちだけに届けることが可能となる
→ユーザーにとって不要な情報が減り、ブロック率の低下につながる
・個人で異なるジャンルの事業を展開している場合:事業ごとにアカウントを分けることで、それぞれの顧客層に合わせた専門性の高いコンテンツを提供できる
→より深い関係性を築くことが可能である
②アカウントごとに無料メッセージ枠(月200通)が使える
LINE公式アカウントは、1アカウントにつき月200通までのメッセージを無料で配信できるコミュニケーションプランが提供されています。
複数のアカウントを作成すると、この無料メッセージ枠がアカウントごとに適用されるため、全体として無料で送れるメッセージの総数を増やせます。
特に小規模な店舗や事業にとっては、料金を気にせず情報発信できる機会が増えるという大きな利点があります。
・3つのアカウントを運用した場合:合計で月600通まで無料で配信可能
③目的別に使い分けることでチャット対応がスムーズになる
アカウントを目的別に分けることで、顧客からの問い合わせ(チャット)対応を効率化できます。
「新規顧客向けの問い合わせ窓口」と「既存顧客向けのサポート窓口」のようにアカウントを分けた場合
・問い合わせ内容が混在することを防ぎ、迅速かつ的確な回答が可能となる
・担当者ごとに管理するアカウントを明確に分担できるため、社内の運用体制も整理しやすくなる
LINE公式アカウントを複数作成する際の注意点
LINE公式アカウントの複数作成は多くのメリットがある一方、運用・管理面での注意点も存在します。
ここでは、複数作成に伴う注意点について解説します。
各アカウントの運用・管理に工数がかかる
複数のLINE公式アカウントを持つと、それぞれのアカウントでメッセージ配信、投稿作成、友だちからのチャット対応などが必要になるため、運用・管理にかかる工数が増大します。
アカウントの数に比例して作業量が増えるため、担当者の負担が大きくなる可能性があります。
それぞれのアカウントで友だちを集める必要がある
LINE公式アカウントは、作成しただけでは友だち(フォロワー)は増えません。
複数作成した場合、それぞれのアカウントごと個別に友だちを集める必要があり、集客戦略もあわせて計画することが不可欠です。
本社用と支店用のアカウントを作成した場合
・支店のアカウントの存在をその地域の顧客に認知してもらい、友だち追加を促すための施策を別途行う必要がある
・店舗のポスターやWebサイト、SNSなどを活用し、各アカウントのQRコードや友だち追加ボタンを設置する、など
友だちが分散してしまいメッセージ通数が増えやすい
複数のアカウントを運用すると、顧客が自分の利用する店舗や興味のある事業のアカウントのみを友だち追加するため、友だちが各アカウントに分散します。
全社的な告知など、すべての友だちに同じ情報を届けたい場合、各アカウントから個別にメッセージを配信する必要が出てきます。
その結果、配信するメッセージの総数が増加し、有料プランを利用している場合はコストが増大する可能性があります。
また、複数のアカウントに登録しているユーザーには、同じ内容の通知が複数届いてしまい、ブロックされる原因にもなりかねないため、配信内容の管理には注意が必要です。
【図解】LINE公式アカウントの追加作成手順
LINE公式アカウントの追加作成は、すでにアカウントを持っている場合、Web管理画面から簡単に行うことができます。
ここでは、PC版の作り方を具体的に解説します。
【PC版】Web管理画面から追加作成する手順
1.現在管理しているアカウントにログインする
2 .画面左上にあるアカウント名をクリック>アカウントリストが表示される
3.リストの下部にある「+アカウントを作成」ボタンを選択する
その後は、アカウント名、業種、メールアドレスなどの必要情報を入力し、利用規約に同意すれば作成は完了です。
この手順により、既存のログイン情報を使いながら、シームレスに新しい公式アカウントを追加できます。

複数のLINE公式アカウントをスムーズに切り替える操作方法
複数のLINE公式アカウントを運用する上で、アカウント間のスムーズな切り替え操作は不可欠です。
LINE公式アカウントの管理ツールは、PCのWeb管理画面とスマホアプリの両方で、ログアウトせずに簡単にアカウントを切り替えられるように設計されています。
ここでは、PCとスマートフォンそれぞれでの具体的な切り替え手順を解説します。
PC(Web管理画面)でのアカウント切り替え手順
1.画面の左上に現在選択されているアカウント名が表示されている>その部分をクリックする
2.管理権限を持つすべてのアカウントがリスト形式で表示される
そのリストの中から操作したいアカウント名を選択するだけで、瞬時にそのアカウントの管理画面に切り替わります。
スマホ(管理アプリ)でのアカウント切り替え手順
スマートフォンの管理アプリでも、アカウントの切り替えは簡単です。
アプリを開き、画面左上のメニューアイコンをタップ>画面上部に現在のアカウント名が表示されますので、その部分をタップしてください。
管理しているアカウントの一覧が表示されるため、切り替えたいアカウントを選択するだけで操作が完了します。
この手軽さにより、外出先などでもスマートフォン一つで複数のアカウントの状況を素早く確認し、必要な対応を行うことが可能です。
複数アカウントの運用を効率化する「権限管理機能」
「権限管理機能」は、一つのアカウントに対して複数のユーザーに異なる操作権限を付与できる機能です。
これにより、アカウントのログイン情報を共有することなく、複数人で安全に管理・運用が可能になります。
付与できる権限:以下4種類、役職や担当業務に応じて適切な権限を設定することが可能
・管理者
・運用担当者
・運用担当者(配信権限なし)
・運用担当者(分析の閲覧権限なし)
【例】
・メッセージ配信:正社員のみ
・分析データの閲覧:運用担当者(配信権限なし)
→管理者を設定することで、チームでの効率的かつセキュアなアカウント運用が実現できる
LINE公式アカウントの複数管理に関するよくある質問
ここでは、複数アカウントの管理に関して頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。これらの情報を参考にすることで、よりスムーズに複数アカウントの導入と運用を進めることができるでしょう。
料金プランはアカウントごとに契約が必要ですか?
はい、料金プランはアカウントごとに契約が必要です。
例えば、有料プラン(ライトプランやスタンダードプラン)を利用する場合、それぞれのアカウントでプランの申し込みと支払いが発生します。
無料メッセージ通数もアカウント単位で計算されるため、一つのアカウントで有料プランを契約しても、他のアカウントには適用されません。
運用するアカウント数に応じて全体の料金が変わるため、事前にコストを試算しておくことが重要です。
既存アカウントの友だちを新しいアカウントに移行できますか?
いいえ、既存アカウントの友だち(フォロワー)を、新しく作成した別のアカウントに直接移行する機能はありません。
そのため、新しいアカウントを作成した場合は、改めて友だちを集める必要があります。
既存アカウントの友だちに対して、新しいアカウントへの友だち追加を促すメッセージを配信するなど、能動的な告知活動を行うのが一般的な方法です。
データの連携はできないため、アカウントを分ける際は集客計画も同時に立てましょう。
間違えて作成したアカウントは削除できますか?
はい、作成したLINE公式アカウントは削除できます。
PCのWeb管理画面にログインし、設定から「アカウントを削除」を選択することで手続きが可能です。
ただし、一度削除したアカウントやそのデータ(友だちリスト、チャット履歴、分析データなど)は復元できません。
アカウントを削除する際は、本当に不要なアカウントかどうかを十分に確認してから実行するようにしてください。
まとめ
LINE公式アカウントは複数作成することで、店舗別や事業別など目的に応じた運用が可能です。またターゲットに合わせた情報発信や無料メッセージ枠の有効活用といったメリットがあります。
一方で、運用工数の増加や友だちの分散といった注意点も存在するため、グループ機能や権限管理機能を活用した効率的な管理体制の構築しながら運用していきしょう。
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