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コラム Column

LINE公式アカウントでブランディング!友だちを育てるファンマーケティングをご紹介

LINEは日本国内で圧倒的な普及率を誇るSNSであり、企業にとってはユーザーと1to1のコミュニケーションを通して接点を持つことができる重要なプラットフォームです。

単純な情報発信に留まらず、LINEの特性を活かすことで、顧客との距離を縮め、認知拡大やロイヤリティ向上につなげることができます。

本記事では、企業のブランディングやファンマーケティングにLINEを活用するためのポイントや成功事例についてご紹介いたします。

 

LINEを活用したブランディング、ファンマーケティングとは?

ブランディングとは、生活者に対して企業やブランドの認知度を高め、ポジティブな印象を持たせる活動です。LINEはユーザーにとっても身近なコミュニケーションツールなので、日常的に企業やブランドのイメージを浸透させ、想起率を高めることができます。

例えば、LINEの画像や動画など多彩なフォーマットを活用して、ブランドの世界観やストーリーをタイムラインやメッセージ、リッチメニューなどで視覚的に伝えることができます。また、企業やブランドのキャラクターやロゴを使ったオリジナルスタンプを配布することで、生活者の日常の中に溶け込み、親近感を持たせます。

一方で、ファンマーケティングとは、企業やブランドに対して熱心かつ忠実なファンを育成し、さらに長期的に維持・強化していくことを目指すマーケティング手法です。LINEを活用することで、ユーザーとの継続した接点を増やし、より深い関係を築くことができます。

例えばLINEでは、ユーザーごとにターゲティングしたメッセージを送ることができるので、購買履歴や興味関心に基づいた商品提案をすることで、満足度の高い購買体験につなげることができます。また、定期的に限定特典を配布することで、リピーター化を促すことができます。その他にも、LINEの1対1のチャット機能を使って、ユーザーからの質問や要望に迅速に対応することができます。迅速かつ丁寧な対応は、顧客の満足度を高め、ファン化を促進します。

 

 

LINEでブランディングやファンマーケティングを行うメリット

LINEを効果的に活用することで、企業やブランドの価値を伝えると同時に、ユーザーを囲い込み、エンゲージメントも高めることができるので、ブランディングとファンマーケティング双方の効果を最大化させることができます。

LINEは日常的にプライベートなコミュニケーションツールとして利用されているため、一般的なメルマガの開封率が20%と言われるなかで、企業のLINE公式アカウントからのメッセージの開封率は平均55%※と言われており、単純比較するとLINE公式アカウントの方が2.75倍開封されています。

( ※2022年6月、LINEヤフー社調べ:友だち数や配信内容によって異なります)

 

LINEで配信を行うことで、企業やブランドのメッセージを様々な手法で視覚的に届け、自然と日常生活の中での想起率を高めていくことができます。さらに認知を獲得したユーザーに対して、クーポンや会員限定コンテンツなどの施策で継続的な接点を増やしていくことで、ユーザーのリピーター化やアップセルを促すこともできます。

 

 

LINEでブランディングやファンマーケティングを行う際のポイント

それでは、実際にLINE公式アカウントをブランディングやファンマーケティングに活用していく際のポイントを3点ご紹介いたします。

明確なターゲット設定

LINE公式アカウントにおける企業やブランドのターゲットユーザーを明確にし、ターゲットのニーズや行動に合わせたアプローチを行うことが必要です。セグメント配信機能を活用すれば、ユーザーの年齢や性別などの属性や行動データに基づいて、パーソナライズされたメッセージ配信を行うことができます。

 

ブランドイメージの一貫性と高品質なコンテンツ

LINE内でのメッセージやコンテンツは、他のチャネルで展開しているブランドイメージと基本的なトーンやスタイルを統一し、一貫性を持たせましょう。また、企業やブランド独自の価値や楽しさをユーザーに提供することも重要です。スタンプ、GIF、画像、動画などの視覚的要素を活用したアプローチで、メッセージの訴求力を高めることができます。

 

双方向のコミュニケーション設計

ユーザーと双方向のコミュニケーションができるようLINE公式アカウントを設計することで、より高いエンゲージメント生み出すことができます。
ユーザーの不満につながりやすい問い合わせ対応も、チャット機能で迅速に行うことができ、さらにチャットボットを活用すると24時間対応も可能になります。またアンケート機能を活用すれば、ユーザーの情報や意見などを収集し、メッセージ配信や施策に反映させることもできます。

 

これらを意識することで、より効果的なLINE公式アカウントの運用が可能になりますので、ぜひ実践してみてください!

 

 

LINEでブランディングを行い、ファン化を促進した成功事例

今回はラグジュアリーブランド企業でのLINE公式アカウント運用の成功事例をご紹介いたします。

LINE公式アカウントを開設して、順調に友だち数が伸びてきたものの、どうやってマーケティングにLINEを活用していけばいいかわからないという課題がありました。

そこで、ブランドのパーパスからLINE公式アカウントの 設計を見直し、立ち位置を明確にしたうえで、ブランディングとファン育成を目指した以下のような施策を行いました。

診断コンテンツ

LINEのトーク画面上でパーソナルカラー診断を行う施策。インセンティブにクーポンコードを配布することで、ECの売上向上にもつながり、ユーザーが楽しめるコンテンツを展開しながら、「どんなときに商品を購入するか」などの質問も混ぜることで情報収集も同時に行えるよう設計。

 

リピーター限定の特別感の演出

会員やリピーターのみにコンテンツやお得情報を発信する施策。ユーザーのリピート価値を醸成し、メッセージ配信だけでなく、リッチメニューのタブ切り替えで、会員やリピーター限定のタブを表示できるよう設計。

このような施策を積み重ねていくことでブランドの認知を拡大し、友だち数もアカウント設計を見直してから、1.6倍増加しました。

 

今回のケースのように、「とりあえずLINE公式アカウントを開設してみたが、どうすればいいかわからない」と言ったご相談をいただくことが多くなっております。

LINE公式アカウントコンサルティングサービス「TeLAS」では、戦略設計からサポートすることができますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

LINEをファンマーケティングに活用しましょう!

今回は、LINEを企業のブランディングやファンマーケティングに活用するためのポイントや成功事例についてお伝えしました。

LINEを効果的に活用することで、企業やブランドの認知を拡大させるためのブランディングだけでなく、ロイヤリティの高いユーザーを育成するためのファンマーケティングを同時に行うことができます。

トーチライトでは、LINE公式アカウントコンサルティングサービス「TeLAS」を通じて、企業の課題に合わせた戦略設計から配信設定、検証分析までトータルサポートいたします。

また、API対応ツールであるメッセージ管理ソリューション「DialogOne®」のご提供も可能ですので、LINEチャットをときには自動化しながら、顧客対応を効率化させたいというようなご要望にもお応えできます。


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