LINE公式アカウントのアンケート|リサーチ機能とAPI連携の活用を解説 - TeLAS

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LINE公式アカウントのアンケート|リサーチ機能とAPI連携の活用を解説

LINE公式アカウントでアンケートを実施したいものの、「対話型とブラウザ型の違いがわからない」「どちらのアンケート形式を選べばよいのかわからない」「作成方法や活用方法を知りたい」といった悩みはありませんか?

LINE公式アカウントのアンケートには、標準機能のリサーチに加え、API連携を活用した対話型アンケートやブラウザ型アンケートがあります。それぞれ回答画面やデータ活用のしやすさが異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。

本記事では、LINE公式アカウントのアンケートにおける対話型とブラウザ型の違い、メリット・注意点、目的別の選び方、作り方をわかりやすく解説します。

LINE公式アカウントのアンケート3種類を比較

LINE公式アカウントでアンケートを実施する方法は、大きく3つに分けられます。

1つ目は、LINE公式アカウントの標準機能である「リサーチ」です。管理画面から手軽に作成でき、友だち全体の傾向や満足度を把握したい場合に向いています。

2つ目は、API連携を活用した「ブラウザ型アンケート」です。ユーザーはLINE上のURLやリッチメニューなどからWebフォームに遷移して回答します。設問数が多いアンケートや、自由記述、申込み前のヒアリングなどに適しています。

3つ目は、API連携を活用した「対話型アンケート」です。LINEのトーク画面上で、チャットのように1問ずつ回答を進められる形式です。ユーザーが気軽に回答しやすく、回答内容に応じた条件分岐やセグメント分類にも活用できます。

重要なのは、「ブラウザ型か対話型か」という回答画面の違いと、「回答データをユーザー情報と紐づけて活用できるか」というデータ活用の違いを分けて考えることです。

LINE公式アカウント標準のリサーチは、全体の傾向把握には向いていますが、 回答データは集計結果として確認する形式のため、 個人単位での活用を前提とした設計には向いていません。一方、API連携を活用したアンケートであれば、ブラウザ型・対話型のどちらでも、設計に応じて回答データをユーザーごとの情報として管理できます。

LINEアンケート3種類の違いを徹底比較|標準リサーチ・ブラウザ型・対話型

LINE公式アカウントでアンケートを実施する際は、回答画面の形式だけでなく、取得した回答データをどのように活用したいかを踏まえて選ぶことが重要です。

以下の表で、標準リサーチ、API連携のブラウザ型アンケート、API連携の対話型アンケートの違いを整理します。

 

標準リサーチは、手軽に全体傾向を把握したい場合に適しています。API連携のブラウザ型アンケートは、詳細な情報入力や自由記述を含むアンケートに向いています。API連携の対話型アンケートは、ユーザーに気軽に回答してもらいたい場合や、回答内容に応じて質問を出し分けたい場合に適しています。

ユーザー体験の違い:Webページで回答するか、トーク画面で回答するか

標準リサーチやAPI連携のブラウザ型アンケートでは、ユーザーがLINE上のURLやリッチメニューなどをタップし、Webページ形式のアンケート画面に遷移して回答します。

ブラウザ型は、複数の設問を一覧で見せたり、説明文をしっかり読んでもらったりしやすい形式です。そのため、申込フォームや相談前ヒアリング、自由記述を含むアンケートなどに向いています。

一方、API連携の対話型アンケートは、LINEのトーク画面上で1問ずつ回答を進められる形式です。普段のLINEのやり取りに近い感覚で回答できるため、ユーザーの心理的な負担を抑えやすい点が特徴です。

短い質問をテンポよく回答してもらいたい場合や、診断コンテンツのように会話形式で進めたい場合は、対話型アンケートが適しています。

回答データの活用の違い:標準リサーチは集計中心、API連携型は個別施策に活用しやすい

回答データの活用方法は、アンケートの見た目だけでなく、どの仕組みで実施するかによって異なります。

標準リサーチの回答データは、全体集計として確認できる形式です。 API連携型のように回答内容をユーザーごとに管理する仕組みとは 異なるため、集計結果から傾向を読み取る用途に適しています。

一方、API連携を活用したアンケートでは、ブラウザ型・対話型のどちらであっても、設計に応じて回答データをユーザーごとの情報として管理できます。

たとえば、以下のような回答データを活用できます。

  • 商品Aに興味がある
  • 資料請求を希望している
  • 来店相談を希望している

このような回答内容をもとに、セグメント配信や個別フォローにつなげられる点が、API連携型アンケートの大きな特徴です。

設問設計の違い:詳細入力ならブラウザ型、条件分岐なら対話型

設問設計の観点では、ブラウザ型と対話型で向いている内容が異なります。

ブラウザ型アンケートは、複数の質問をまとめて表示したり、長めの説明文を掲載したりしやすい形式です。自由記述や希望日時、相談内容など、ユーザーにある程度考えて入力してもらう設問に向いています。

一方、対話型アンケートは、1問ずつ質問を表示し、ユーザーの回答に応じて次の質問を出し分ける設計に向いています。

たとえば、以下のような分岐が可能です。

  • 「利用したことがある」と回答した人には満足度を聞く
  • 「利用したことがない」と回答した人には興味の有無を聞く
  • 「詳しく知りたい」と回答した人には資料請求へ誘導する

このように、ユーザーごとに最適な質問を出し分けたい場合は、対話型アンケートが適しています。

LINE公式アカウント標準リサーチのメリット

LINE公式アカウントに標準で備わっているリサーチ機能には、外部ツールを導入しなくてもアンケートを実施できる手軽さがあります。

コストを抑えてアンケートを実施したい場合や、友だち全体の傾向を大まかに把握したい場合に適した方法です。

追加費用なしで手軽にアンケートを作成できる

LINE公式アカウント標準のリサーチ機能は、追加費用なしで利用できます。

管理画面からアンケートを作成できるため、専門的な知識がなくても始めやすい点が特徴です。外部ツールを導入する前に、まずは簡単なアンケートを試したい場合にも適しています。

たとえば、イベント後の満足度調査や、商品・サービスに関する簡単な意識調査などで活用しやすい機能です。

ただし、アンケートをユーザーに届けるためのメッセージ配信は、各プランに含まれる配信通数を消費します。無料プランや配信数が限られているプランをご利用の場合は、配信数の残数を事前に確認したうえで活用するとよいでしょう。

友だち全体の傾向を把握しやすい

標準リサーチは、個別ユーザーごとの詳細な分析よりも、全体の傾向を把握する用途に向いています。

たとえば、以下のような調査に活用できます。

  • イベント参加者の満足度
  • サービス利用者の意見
  • 商品やコンテンツへの興味度

個人単位での配信出し分けまでは不要で、全体の傾向を確認できればよい場合は、標準リサーチで十分対応しやすいでしょう。

紹介ページや回答後の案内を設定できる

LINE公式アカウントのリサーチ機能では、アンケート回答前に表示される紹介ページや、回答後に表示されるページを設定できます。

紹介ページでは、アンケートの目的や回答にかかる時間を伝えることで、ユーザーが安心して回答しやすくなります。

また、回答後にはお礼のメッセージや次の案内を表示できます。回答特典やキャンペーンと組み合わせる場合は、回答後の導線もあわせて設計しておくと効果的です。

LINE公式アカウント標準リサーチを使う際の注意点

標準リサーチは手軽に利用できる便利な機能ですが、運用目的によっては注意すべき点もあります。

特に、回答データの個別活用や複雑な条件分岐を行いたい場合は、標準機能だけでは対応しにくいケースがあります。

Webページへの遷移で離脱が発生する可能性がある

標準リサーチでは、ユーザーがLINE上のURLなどをタップし、Webページ形式のアンケート画面に遷移して回答します。

この画面遷移が手間に感じられると、回答前に離脱される可能性があります。特に、移動中や短時間でLINEを確認しているユーザーにとっては、別画面での回答が負担になる場合があります。

回答率を高めるには、配信文で回答にかかる時間や回答メリットを明確に伝えることが重要です。

回答結果を個人単位で友だち情報に紐づけられない

標準リサーチは、取得した回答データを 特定のユーザーに紐づけて管理する機能を持っていません。 そのため、回答内容をもとに個別施策を行いたい場合には 機能面での制約が生じます。

具体的には、以下のような施策には対応できません。

  • 特定の回答をしたユーザーだけにメッセージを送る
  • 興味関心に応じてタグを付ける
  • 回答内容をもとに個別フォローを行う

回答データをセグメント配信や個別コミュニケーションに活用したい場合は、API連携を活用したアンケートを検討するとよいでしょう。

複雑な分岐や詳細な顧客管理には向いていない

標準リサーチは、シンプルなアンケートには便利ですが、回答内容に応じて細かく質問を出し分けたり、回答結果を顧客管理に活用したりする用途には制限があります。

たとえば、診断コンテンツ、見込み客の分類、来店意向の確認、購入検討度に応じたフォローなどを行いたい場合は、API連携を活用したブラウザ型アンケートや対話型アンケートの方が適しています。

リサーチ機能の詳細な作り方・活用方法はこちらの記事で解説しています。

▶︎LINE公式アカウントのリサーチ機能(アンケート)とは?作り方や効果的な使い方を解説

ブラウザ型アンケート(API連携)のメリット

API連携を活用したブラウザ型アンケートは、Webフォーム形式で回答してもらうアンケートです。

LINE上のURLやリッチメニュー、メッセージ配信などからフォームへ誘導し、ユーザーに必要な情報を入力してもらいます。

標準リサーチと同じくWebページ上で回答する形式ですが、設計によっては回答データをユーザーごとの情報として管理し、その後の配信や顧客管理に活用できます。

設問数が多いアンケートや詳細なヒアリングに向いている

ブラウザ型アンケートは、複数の設問をまとめて表示しやすく、設問数が多いアンケートに向いています。

たとえば、以下のような内容を聞きたい場合に適しています。

  • 希望日時
  • 利用目的
  • 現在の課題
  • イベント申込に必要な情報

LINEのトーク画面では長くなりやすい内容でも、Webフォーム形式であれば項目を整理して表示できます。

自由記述や確認項目を入れやすい

ブラウザ型アンケートは、ユーザーに文章で回答してもらう自由記述にも向いています。

たとえば、「現在のお悩みを具体的に教えてください」「相談したい内容を入力してください」といった設問では、トーク画面よりもフォーム画面の方が入力しやすいケースがあります。

また、個人情報の取り扱いや注意事項、申込内容の確認など、ユーザーに事前に確認してもらいたい情報を表示しやすい点もメリットです。

回答データをその後の施策に活用できる

API連携を活用したブラウザ型アンケートでは、設計に応じて回答データをユーザーごとの情報として管理できます。

たとえば、資料請求フォームや相談予約フォームで取得した内容をもとに、以下のような施策につなげられます。

  • 回答内容に応じたセグメント配信
  • 予約前後のリマインド配信
  • 興味関心に応じた情報提供

単なるフォーム回答で終わらせず、その後のLINEマーケティングに活用できる点が特徴です。

対話型アンケート(API連携)のメリット

API連携の対話型アンケートは、LINEのトーク画面上で、チャットのように質問と回答を進める形式です。

1問ずつ質問を表示し、ユーザーが選択肢をタップして選んだり、日付や時刻を選択したりしながら回答を進めます。

ユーザーの回答負担を抑えやすく、回答内容に応じた条件分岐やセグメント分類に活用しやすい点が特徴です。

トーク画面で完結しやすく、気軽に回答してもらいやすい

対話型アンケートは、LINEのトーク画面上で回答を進められるため、ユーザーが別ページへ移動する負担を抑えやすい形式です。

普段のLINEのやり取りに近い感覚で回答できるため、短時間で答えられる質問や、選択肢をタップするだけの質問と相性がよいです。

たとえば、以下のような質問に向いています。

  • 興味のある商品カテゴリを選んでください
  • 今後受け取りたい情報を選んでください
  • 現在の検討状況を教えてください
  • イベント参加の意向を教えてください

このように、簡単な質問から始めることで、回答へのハードルを下げやすくなります。

回答に応じた条件分岐を設定しやすい

対話型アンケートの強みは、ユーザーの回答内容に応じて次の質問を出し分けられることです。

たとえば、「サービスを利用したことがありますか?」という質問に対して、「ある」と回答したユーザーには満足度を聞き、「ない」と回答したユーザーには興味の有無を聞くといった分岐が可能です。

回答内容に応じて質問を出し分けることで、ユーザーに関係のある質問だけを表示でき、不要な質問による離脱を抑えやすくなります。

セグメント配信やシナリオ配信につなげやすい

API連携の対話型アンケートでは、回答内容をユーザーごとの情報として管理し、その後の配信に活用できます。

たとえば、以下のような分類が可能です。

  • 商品Aに興味があるユーザー
  • 来店を検討しているユーザー
  • 子育て関連情報を受け取りたいユーザー
  • イベント参加意向があるユーザー

このように分類したユーザーに対して、興味関心や検討状況に応じたメッセージを配信することで、より適切なコミュニケーションを実現できます。

目的別|LINEアンケート形式の選び方

LINE公式アカウントのアンケートは、どの形式が一番優れているというものではありません。

重要なのは、アンケートの目的に合わせて、標準リサーチ、API連携のブラウザ型、API連携の対話型を使い分けることです。

手軽に全体傾向を把握したいなら「LINE標準リサーチ」

追加費用をかけずに、友だち全体の満足度や意見を大まかに把握したい場合は、LINE公式アカウント標準のリサーチ機能が適しています。

たとえば、以下のようなアンケートに向いています。

  • イベント後の満足度調査
  • サービスに関する簡単な意識調査
  • 商品やキャンペーンへの感想収集

回答結果を個人単位で活用する必要がなく、集計結果から全体傾向を把握できればよい場合は、標準リサーチが使いやすいでしょう。

詳細なヒアリングや自由記述を取りたいなら「API連携のブラウザ型」

設問数が多いアンケートや、自由記述、申込前のヒアリング、相談内容の入力などには、API連携を活用したブラウザ型アンケートが適しています。

Webフォーム形式で複数の項目を整理して表示できるため、ユーザーに内容を確認しながら回答してもらいやすい点が特徴です。

たとえば、以下のような用途に向いています。

  • 資料請求フォーム
  • 来店前ヒアリング
  • 顧客満足度調査の詳細回答
  • 自由記述を含むアンケート

また、設計によっては回答データをユーザー情報と紐づけ、その後の配信や顧客管理に活用できます。

回答率や条件分岐を重視するなら「API連携の対話型」

ユーザーに気軽に回答してもらいたい場合や、回答内容に応じて次の質問を出し分けたい場合は、API連携を活用した対話型アンケートが適しています。

LINEのトーク画面上で1問ずつ回答を進められるため、興味関心の把握、診断コンテンツ、セグメント分類などに活用しやすい形式です。

たとえば、以下のような用途に向いています。

  • おすすめ商品診断
  • 興味カテゴリの確認
  • 購入検討度の分類
  • 回答内容に応じたシナリオ配信

トーク画面で完結しやすい設計にすることで、ユーザーの回答負担を抑え、離脱防止にもつながります。

対話型とブラウザ型を組み合わせる方法も有効

実際のLINEマーケティングでは、対話型とブラウザ型を完全に分けるのではなく、組み合わせて使う方法も有効です。

たとえば、最初に対話型アンケートで簡単な質問を行い、詳細な情報入力が必要なユーザーだけブラウザ型フォームへ誘導する流れです。

具体的には、以下のような設計が考えられます。

  1. トーク画面で「興味のあるサービス」を選んでもらう
  2. 回答内容に応じてユーザーを分類する
  3. 詳細相談を希望するユーザーだけフォームへ誘導する
  4. フォーム回答後にセグメント配信につなげる

このように、対話型で回答ハードルを下げ、ブラウザ型で詳細情報を取得することで、ユーザー体験とデータ活用の両方を高めやすくなります。

LINE公式アカウント標準のアンケート機能「リサーチ」の作り方

ここでは、LINE公式アカウントの標準機能である「リサーチ」を使って、アンケートを作成する基本的な流れを解説します。

管理画面の表示や項目名は変更される場合があるため、実際に作成する際はLINE公式アカウントの管理画面や公式ヘルプで最新情報を確認してください。

STEP1:リサーチを作成する

まず、LINE公式アカウントの管理画面にログインし、リサーチ機能からアンケートを作成します。

作成画面では、リサーチ名、実施期間、メイン画像、説明文などの基本情報を設定します。

説明文では、アンケートの目的や回答にかかる時間を明記すると、ユーザーが安心して回答しやすくなります。

たとえば、以下のような情報を記載するとよいでしょう。

  • アンケートの目的
  • 回答にかかる目安時間
  • 特典の有無

STEP2:質問項目を設定する

次に、アンケートで聞きたい質問を設定します。

質問形式には、単一回答、複数回答、自由記述などがあります。目的に応じて適切な回答形式を選びましょう。

たとえば、満足度を把握したい場合は単一回答、興味のある項目を複数選んでもらいたい場合は複数回答、具体的な意見を集めたい場合は自由記述が適しています。

なお、リサーチ機能には設定できる質問数や選択肢数に上限があります。最新の仕様は、LINE公式アカウントの管理画面または公式ヘルプで確認しましょう。

STEP3:紹介ページと回答後のページを設定する

アンケート回答前に表示される紹介ページと、回答後に表示されるページを設定します。

紹介ページでは、アンケートの目的や回答メリットを伝えます。ユーザーが「なぜ回答する必要があるのか」を理解できるようにすることが重要です。

回答後のページでは、お礼のメッセージや次の案内を表示できます。回答特典やキャンペーンと組み合わせる場合は、回答後の導線もあわせて設計しておくと効果的です。

STEP4:メッセージ配信でアンケートを案内する

アンケートを作成したら、LINE公式アカウントのメッセージ配信で友だちに案内します。

配信文では、アンケートの目的、回答にかかる時間、回答期限、特典の有無を簡潔に伝えましょう。

たとえば、以下のような文面が考えられます。

「今後のサービス改善のため、1分程度のアンケートにご協力ください。」

「回答いただいた方には、次回使えるクーポンをご案内します。」

回答してもらう理由とメリットを明確にすることで、回答率の向上が期待できます。

リサーチ機能の詳細な作り方・活用方法はこちらの記事で解説しています。

▶︎LINE公式アカウントのリサーチ機能(アンケート)とは?作り方や効果的な使い方を解説

API連携型アンケートの作り方

API連携型アンケートを作成する場合は、標準リサーチよりも事前設計が重要になります。

ブラウザ型・対話型のどちらを使う場合でも、アンケートの目的、取得する情報、回答後の活用方法を整理したうえで設計しましょう。

STEP1:アンケートの目的を決める

まず、アンケートを実施する目的を明確にします。

たとえば、以下のような目的が考えられます。

  • 顧客の興味関心を把握したい
  • 見込み度の高いユーザーを分類したい
  • 来店・相談・資料請求につなげたい
  • ユーザーに合った情報を配信したい

目的が曖昧なままだと、質問数が増えすぎたり、取得したデータを活用できなかったりするため注意が必要です。

STEP2:ブラウザ型か対話型かを選ぶ

次に、アンケートの形式を選びます。

設問数が多い場合や、自由記述、申込フォーム、相談内容の入力などが必要な場合は、ブラウザ型アンケートが適しています。

一方、短い質問をテンポよく回答してもらいたい場合や、回答内容に応じて質問を出し分けたい場合は、対話型アンケートが適しています。

どちらか一方に限定する必要はありません。最初は対話型で興味関心を把握し、詳細情報が必要なユーザーだけブラウザ型フォームへ誘導するなど、組み合わせて設計する方法も有効です。

STEP3:質問と選択肢を設計する

アンケート形式を決めたら、質問と選択肢を設計します。

対話型アンケートでは、1問ずつテンポよく回答してもらうことが重要です。長文の質問は避け、選択肢もわかりやすい表現にしましょう。

ブラウザ型アンケートでは、項目数が多くなりすぎないように整理し、入力しやすい順番で設問を配置することが大切です。

いずれの場合も、回答後にどのような施策へつなげるかを想定しながら質問を設計しましょう。

STEP4:回答データの管理方法を決める

API連携型アンケートでは、回答データをユーザーごとの情報として管理し、その後の配信や顧客管理に活用できます。

たとえば、回答内容に応じて以下のような分類を行います。

  • 商品Aに興味あり
  • イベント参加検討中
  • 子育て関連情報を希望
  • 防災情報を希望

このように分類しておくことで、後日のセグメント配信や個別フォローにつなげやすくなります。

なお、アンケート回答をユーザー情報と紐づけて活用する場合は、取得する情報の内容や利用目的を明確にし、プライバシーポリシーや個人情報の取り扱い方針に沿って運用することが重要です。

STEP5:配信前にテストを行う

アンケートを公開する前に、実際のLINE画面で動作を確認しましょう。

特に対話型アンケートでは、ユーザーの回答によって複数の流れが発生するため、事前テストが重要です。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 選択肢が正しく表示されるか
  • 分岐条件が意図通りに動くか
  • ブラウザ型フォームへの遷移が正常か
  • 回答データが想定通りに管理されるか

公開前にテストを行うことで、ユーザーの離脱やデータ取得漏れを防ぎやすくなります。

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ここまで、LINE公式アカウントで実施できるアンケートとして、標準のリサーチ機能に加え、API連携を活用したブラウザ型アンケートや対話型アンケートについてご紹介しました。

API連携型のアンケートは、回答データをユーザー情報と紐づけ、セグメント配信や顧客コミュニケーションに活用しやすい点が特徴です。一方で、自社で一から設計・実装する場合は、APIの知識やシステム開発、運用体制が必要になることもあります。

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LINE公式アカウントのアンケートに関するよくある質問

ここでは、LINE公式アカウントのアンケート機能や、ブラウザ型・対話型アンケートに関してよくある質問に回答します。

LINE公式アカウントのアンケートは無料で使えますか?

LINE公式アカウントの標準機能であるリサーチは、 追加費用なしで利用できます。

ただし、集計結果として 全体傾向を確認する形式のため、個別施策への活用には 機能面での制約があります。

アンケートの回答結果を友だち情報と紐付ける方法はありますか?

API連携を活用したアンケート(ブラウザ型・対話型)であれば、 設計に応じて回答データをユーザーごとに管理できます。

セグメント配信や個別フォローへの活用を検討している場合は、 API連携型アンケートの導入をご検討ください。

ブラウザ型アンケートと対話型アンケートはどちらがおすすめですか?

目的によって適した形式は異なります。

設問数が多い場合や、自由記述、申込フォーム、相談前ヒアリングなどを行いたい場合は、ブラウザ型アンケートが向いています。

一方、ユーザーに気軽に回答してもらいたい場合や、回答内容に応じて質問を出し分けたい場合は、対話型アンケートが向いています。

実務では、対話型で簡単な質問を行い、詳細入力が必要なユーザーだけブラウザ型フォームへ誘導するなど、両方を組み合わせる方法も有効です。

自治体のLINE公式アカウントでもアンケートは活用できますか?

自治体のLINE公式アカウントでも、アンケートは活用できます。

たとえば、住民向けアンケート、イベント参加後の満足度調査、防災・子育て・観光など関心分野の確認、行政情報の配信希望カテゴリの把握などに活用できます。

全体傾向を把握したい場合は標準リサーチ、関心分野に応じた情報配信や個別の導線設計まで行いたい場合は、API連携型アンケートの活用が有効です。

なお、自治体や公共団体で住民向けアンケートを実施する場合は、取得する情報の範囲や利用目的、保存期間などを事前に整理したうえで運用しましょう。

まとめ

本記事では、LINE公式アカウントで実施できるアンケートの3つの形式について解説しました。

  • 全体傾向の把握 → 標準リサーチ
  • 詳細入力・自由記述 → API連携のブラウザ型
  • 回答率・条件分岐重視 → API連携の対話型

目的に応じて使い分け、または組み合わせることで、ユーザー体験を損なわずに回答データをマーケティングへ活用しやすくなります。

ただし、API連携型のアンケートを自社で一から設計・構築する場合は、システム開発や運用体制の整備が必要になるケースもあります。「どの形式が自社に合うかわからない」「設計から運用まで任せたい」という場合は、専門ツールや支援サービスの活用も選択肢のひとつです。

トーチライトでは、対話型・ブラウザ型のアンケートに対応したLINEマーケティングソリューション「DialogOne®」を提供しています。アンケートで取得した回答データをもとに、セグメント配信や個別コミュニケーションまで一貫して設計できる点が特徴です。

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