LINEリッチメニュー完全ガイド 基本~セグメント別出し分けまで - TeLAS

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LINEリッチメニュー完全ガイド 基本~セグメント別出し分けまで

本記事では、OAMの基本からLINE拡張ツールで実現する「ユーザー最適化したリッチメニュー活用」まで、3つのPHASEに沿って分かりやすく解説します。

  1. リッチメニューはLINE公式アカウントの顔

LINEのトーク画面で最初に目にする「リッチメニュー」は、 サイト流入や成約件数を左右する、運用において極めて重要なエリアです。
標準機能(OAM)でもテンプレートを活用することで使いやすいメニューはすぐ構築できます。まずは基本を使いこなし「見やすさ」を整えることがすべての出発点です。
しかし、ここから「さらに成果を伸ばしたい」と考えるなら、 次の2つのポイントが大きな鍵となります。

    • タブ切り替え」:情報を複数タブに整理し、見やすさと情報量を両立させる
    • セグメント出し分け」:お客様の状況に合わせて、必要な情報のみを自動で表示する

※LINE拡張ツール「Dialog One®」に関しては、こちら(Dialog One®特設サイト)を参照ください。

  1. 【PHASE 1】標準機能(OAM)でできること・できないこと

多くの企業が最初に利用するのが、LINE公式アカウントの管理画面(OAM)で作成する標準的なリッチメニューです。まずは標準機能を使いこなすことが、運用の第一歩となります。

① OAMリッチメニューの基本機能と活用Tips

OAMは、専門知識がなくても「整った常設メニュー」をすぐに作れる優れたツールです。PHASE1では、成果を出すための基本的な活用ポイントを押さえておきましょう。

  • テンプレートの選択(大・小)

情報を多く載せたいなら「大」、トーク画面を広く見せたいなら「小」を選びます。
自社のサービス内容に合わせて最適なサイズを選びましょう。

  • 視認性を高める配色とコントラスト

背景と文字の色の差をはっきりさせることが重要です。特に屋外でスマホを見るユーザーまで想定し、パッと見て内容が判別できる配色を心がけます。

  • 「動詞」を入れたボタン設計

「商品詳細」よりも「商品を見る」、「予約」よりも「今すぐ予約する」など、ユーザーの次のアクションを促す言葉選びがクリック率(CTR)を左右します。

  • 視線誘導を意識した配置

人間の視線は左上から「Z」の字を描くように動きます。最も押してほしい重要なボタンは左上に配置するのが鉄則です。

※さらに詳しいデザインのコツや作成手順については、こちらの別記事(リッチメニュー作成のテクニック)も参考にしてください。

 

② マーケティング成果を最大化する際に現れる「壁」

ここまでご紹介したテクニックの多くは、標準機能(OAM)を工夫することで実現できます。無料でこれだけの導線が作れる点は、OAMの大きな強みです。

しかし、運用をさらに深め、より高い成果を目指す過程で、標準機能だけでは対応が難しくなる「2つの壁」に直面することがあります。

  1. 情報量の壁

情報を詰め込むほどボタンが小さくなり、視認性や操作性が低下する。

  1. 情報の自分ゴト化への壁

全ユーザーに同一の内容しか表示できず、属性別の出し分けができない。

 

標準機能と拡張APIツール(Dialog One®)の機能差は以下の通りです。

OAMで基本をやり切ったからこそ見えてくる、これらの課題。 まずは1つ目の「情報量の壁」を解消し、見やすさと流入数を両立させる戦略が、PHASE 2のステップとなります。

 

  1. 【PHASE 2】「タブ切り替え」:情報の整理で見やすさと流入を最大化

リッチメニューの「情報が多すぎて見づらい」という課題を解決するのが、「タブ切り替え」機能です。

ユーザーはタップ一つで表示を切り替えられるため、ボタンの大きさを保ったまま、より多くの情報を掲載できます。また企業にとっても、限られたスペースを有効活用し、視認性と情報量を両立できるのが大きなメリットです。

情報を「階層化」して整理する

タブ切り替えを導入する最大のメリットは、ボタン一つひとつのサイズ(視認性)を損なうことなく、訴求できる情報量を大幅に拡張できる点にあります。
「予約・商品・キャンペーン・FAQ」を1枚に詰め込むと、ボタンが小さくなり押し間違いも増えます。
タブ切り替え機能を使えば、これらをユーザーの目的別に分けて表示できます。

タブによる区別の具体例

    • 保険業界:「初めての方」タブ ⇔ 「ご契約者様」タブ
    • ECサイト:「最新商品」タブ ⇔ 「基本メニュー」タブ

このように、ユーザー自らの目的に合わせてタブを選べるため、情報量が多くても「見やすさ」を損なうことがありません。

 

  1. 【PHASE 3】「セグメント出し分け」:パーソナライズで個別最適化

リッチメニューを各ユーザーに合わせて最適化し、利便性を高めるのが「セグメント出し分け」機能です。

PHASE 1で触れた「情報の自分ゴト化への壁」を突破し、すべての人に同じメニューを見せるのではなく、ユーザーの属性やステータスに合わせて内容を自動で切り替えます。

Dialog One®を活用することで、取得したデータに基づいて「ユーザーが知りたい情報」や「次にとるべきアクション」をピンポイントで届けることが可能になります。

 

設定のコツ:2つの軸で考える「出し分け」の設計

出し分けを成功させるには、「どのような情報が使えるか」と「それをどのように活用するか」の組み合わせが重要です。

①活用できる情報の種類とは

Dialog One®では、例えば以下のようなデータを出し分け判断基準にできます。

  • アンケート回答:LINE上のフォームで回答した興味関心、性別、年代、ライフスタイルなど。
  • ID連携の有無:自社サイトの会員IDとLINEアカウントが紐付いているか。
  • LINE内の行動履歴:過去にどのボタンを押したか、どのキャンペーンに参加したか。

 ➁ 戦術的な活用シナリオ

上記の情報を組み合わせることで、リッチメニューひとつ取っても以下のような「ユーザー接点」を自動化できます。

ID連携の状態に応じた「会員専用メニュー」への昇格

  • 未連携ユーザー:「連携でポイント進呈」など登録メリットを大きく表示。
  • 連携済みユーザー:「現在のポイント数」「マイページ」「注文履歴」など、便利機能を解放。
  • 狙い:未連携者には登録を促し、会員には利便性とCXを提供。サイト回遊を日常化させること。

購入フェーズに合わせた「サポートメニュー」への切り替え

  • 購入前(検討層):「商品の魅力」「店舗検索」など、購入を後押しする内容。
  • 購入後(顧客層):「使い方動画」「FAQ」「定期便変更」など、アフターサポート中心の内容。
  • 狙い:フェーズに合わせ案内を自動切替。無駄な問合せを減らし、リピート促進につなげること。

 

ポイント:自分ゴト化によるコンバージョンの向上

自分に最適な選択肢が提示される体験は、「自分のことを分かってくれている」という信頼を生みます。
探す手間を省き、必要なアクションを提示する。この個別最適化が、相談や成約といったビジネス成果に直結します。
ひとり一人に寄り添った接客を自動化し、成果を最大化したい場合に有効です。

※顧客体験を更に深めるためのデータ活用の方法については、こちらの別記事(事例で学ぶ! LINE APIで顧客体験を向上させるデータ活用術)を参考にしてください。

 

  1. 【導入事例】機能拡張がもたらす驚異的なビジネスインパクト

タブ切り替えや出し分けがどのような成果に繋がるか、Dialog One®活用の成功事例をご紹介します。
【アパレル】
情報の整理と拡充で「クリック数135%増」を実現。情報量が多いアパレルブランドの事例です。

【課題】分析不能な「膨大な情報量」による機会損失

このブランドでは、シーズンごとのルックブック(新作紹介)、週替わりのセールチラシ、オンラインストア、さらにはコラボアイテムの特設ページなど、訴求したい導線が常に飽和状態にありました。

標準機能(1枚のメニュー)にこれらを詰め込むと、情報同士が視覚的に競合してしまいます。ユーザーは「今、何を見るべきか」の判断を瞬時に下せず、結果として「何も押さない(離脱)」という選択をしていました。また、リンク先が密集しすぎていることで、誤タップによる離脱も深刻な課題となっていました。

【施策】ユーザーの「検討フェーズ」に合わせた情報の棲み分け

これらの視覚的・心理的な課題を根本から解決するため、DialogOne®を導入。
ユーザーにとっての「情報の役割」に基づいた2タブ構成へと刷新しました。

  • 第1タブ(発見)新作情報やチラシなど、ブランドの「今」を知ってもらうための情緒的な情報を集約。
  • 第2タブ(利便性):ログインや店舗・カテゴリ検索など、ユーザーが「目的を持って動く」ための機能を集約。

単に情報を分けるのではなく、「ウィンドウショッピングを楽しみたい時」と「特定の商品を買いたい時」という、ユーザーの異なるニーズに合わせた2つの入り口を1つのリッチメニュー内に用意したのです。

【成果】情報の「純度」向上が生んだ圧倒的数値

情報の整理により認知負荷が低減し、各ボタンの訴求力が極大化したことで、以下の成果が得られました。

  • クリック数135%増加(導入前比):総クリック数が従来の約3倍。
  • 回遊性の最大化:情報を絞ったことで決定速度が向上。タブ間の往来も活発になり、情報の到達範囲が拡大した。
  • 実質的な訴求面の拡大:見やすさを損なわずに情報密度を高め、潜在的な購買ニーズを掘り起こすことに成功。

 

  1. CX(顧客体験)の向上が、マーケティング成果に直結する

リッチメニューを「タブ切り替え」や「セグメント出し分け」と拡張させることは、単なる機能追加ではありません。
ユーザーにストレスのない体験を届け、運用の成果を確実に積み上げるための戦略です。

  • 情報をスッキリ整理したいなら「タブ切り替え」
  • 一人ひとりに個別の案内を出したいなら「セグメント出し分け」

まずは自社の目的に合わせて、最適な形を選んでみましょう。

もし現在のメニューに課題を感じているなら、改善の一手として「DialogOne®︎」が役立ちます。
トーチライトの「TeLAS」では、戦略設計から分析までトータルにサポートして います。
LINE運用の最適化にお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

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